『ドラゴンスピリット』は、1987年にナムコがアーケード向けに発売した縦スクロールシューティングです。主人公アムルはブルードラゴンに姿を変え、闇の魔王ザウエルにさらわれた王女アリーシャの救出へ向かいます。
攻略の軸は、空中と地上に分かれた敵への攻撃です。空を飛ぶ敵には対空ファイヤー、地上の敵や卵には対地ファイヤーを使います。さらに、青いアイテムで首を増やし、赤いアイテムで炎を強化することで、ドラゴンの攻撃が変化します。
行く手に待つのは、火山、密林、氷河、暗黒の洞穴などの魔境です。敵弾を避けるだけでなく、狭い通路を抜け、地形に合わせて飛ぶ位置を選ぶ楽しさもあります。この記事ではアーケードのNEWバージョンを中心に、画面と操作、パワーアップ、体力と残機の仕組みを紹介します。全9エリアについては、道中の難所、ボスの弱点、装備に応じた攻め方まで説明します。強化に必要な個数や攻撃の数値も確認しながら、どの装備を残し、どの場面で撃つかを考えていきましょう。初めて遊ぶ方は基本操作から、先へ進めずにいる方は苦手なエリアから読み進めてください。
ゲーム概要
画面は縦方向へ自動で進みます。道中の敵を迎え撃ち、各エリアの最後に現れるボスを倒すと、次のエリアへ進める構成です。最終エリアのザウエル撃破が、王女救出への目標になります。2人で遊ぶ場合は交互プレイです。
NEWバージョンでは、ゲーム開始時にエリア1〜4から開始地点を選べます。レバーの左右で選び、攻撃ボタンで決定します。後のエリアを選ぶと、強化された装備で出発できる仕組みです。
| 開始エリア | 選択画面の装備案内 |
|---|---|
| 1 | 1本首の基本状態 |
| 2 | 2本首 |
| 3・4 | 2本首と「2X FIRE」(炎を強化した状態) |
操作と強化の手順を覚えたい場合はエリア1から、先のエリアを練習したい場合は開始地点を変えて遊べます。
画面の見方
ドラゴンの位置に加え、画面下の体力と強化状況を見ておくと、アイテムを取りに行くかどうかを判断しやすくなります。
| 表示・対象 | 位置と意味 |
|---|---|
| ブルードラゴン | プレイヤーが動かす自機。首から前方へ対空ファイヤーを放ちます。 |
| 1UP・HIGH SCORE | 画面上部の得点表示。現在の得点とハイスコアを示します。 |
| LIFE | 画面左下のライフゲージ。現在のドラゴンの体力です。 |
| ドラゴンの小さな印 | 画面下部の残機表示。現在飛んでいる1機を除いた、予備のドラゴンを示します。 |
| FIRE | 画面右下のファイヤーゲージ。赤いアイテムによる強化状況を示します。 |
| AREA | 画面右下のエリア番号。現在いるエリアを示します。 |
| 地上の卵 | 対地ファイヤーで壊す対象。出現したアイテムに触れると効果を得られます。 |
操作方法
操作は8方向レバーと2つの攻撃ボタンです。ドラゴンを敵の正面へ合わせながら、空中と地上のどちらを狙うかを選びます。
| 操作 | 内容 | 攻略での使い方 |
|---|---|---|
| 8方向レバー | ドラゴンを上下左右と斜めに移動 | 敵の正面へ攻撃を合わせ、敵弾や地形を避けます。 |
| 対空ボタン | 前方へ対空ファイヤーを発射 | 空中の敵を迎え撃ちます。 |
| 対地ボタン | 地上へ対地ファイヤーを発射 | 地上の敵を倒し、強化に必要な卵を壊します。 |
1本首の間は、対空と対地を切り替えて使います。卵を狙うときは対空ボタンを離し、対地ファイヤーを撃ってください。2本首になると、対空ファイヤーと対地ファイヤーを同時に出せます。
首と炎の強化
青と赤のアイテムは、強化する部分が異なります。青は首の数、赤は対空ファイヤーの威力です。どちらも卵を壊しただけでは強化されず、現れたアイテムを取る必要があります。
| アイテム | 入手方法 | 効果 |
|---|---|---|
| 青いアイテム | 青い卵を破壊して取る | 通常サイズでは首が1本増え、最大3本になります。小型時は通常サイズの1本首へ戻ります。 |
| 赤いアイテム | 赤い卵を破壊して取る | 3個ごとに炎が1段階強化され、2段階まで上がります。 |
被弾などで強化が下がらなければ、赤いアイテムを計6個集めると最高段階になります。首が増えても、1発の炎の威力が自動で上がるわけではありません。首は攻撃できる位置を増やし、赤いアイテムは炎そのものを強める、と分けて考えてください。
3本首は攻撃範囲が広がる一方、敵や弾に接触しやすくなります。序盤は2本首と1段階強化した炎を目標にする進め方も有効です。首の数だけを見て、いつでも3本が有利とは考えないようにしましょう。
立て直しを重視するなら、炎を1段階強化した後、赤いアイテムをさらに2個取った状態で維持する方法があります。この2個分の蓄積は、ミスにならない通常の被弾では失われません。炎が初期段階へ下がっても、次の赤を1個取ると1段階強化へ戻せます。ただし、減った首の回復には青が必要です。赤2個の維持は炎の復旧を早める選択肢であり、最高段階を使わずに進むことが常に有利という意味ではありません。
炎の威力と耐久値
全9エリアに登場するボス10体について、攻撃する部位と耐久値、撃破に必要な命中回数をまとめます。対象はアーケードのNEWバージョン、難易度RANK Aです。特殊武器を使わない通常サイズのドラゴンを前提とし、対空攻撃と対地攻撃を分けて説明します。
通常の対空弾は、初期段階で1、赤いアイテムによる1段階強化で2のダメージを与えます。以下は、弾が本来の威力を保ったまま弱点へ届き、各部位の初期耐久値を削り切るための基準命中数です。発射して外した弾や、防御中の部位に当てた弾は含みません。
| ボス・攻撃部位 | 初期耐久値 | 初期の対空弾 | 1段階強化した対空弾 |
|---|---|---|---|
| エリア1・プレシオザウルスの頭 | 48 | 48回 | 24回 |
| エリア2・ラウンドフィーニックス本体 | 24 | 24回 | 12回 |
| エリア4・デスガーデアンの露出したコア | 40 | 40回 | 20回 |
| エリア6・グビラの頭 | 50 | 50回 | 25回 |
| エリア7・シーデビルの口 | 48 | 48回 | 24回 |
| エリア8・ターンアウェインガードの左右の目 | 各32・合計64 | 各32回・合計64回 | 各16回・合計32回 |
| エリア9・ヒュドラーの3本の首 | 各48・合計144 | 各48回・合計144回 | 各24回・合計72回 |
| エリア9・ザウエル本体 | 50 | 50回 | 25回 |
左右の目や3本の首は、それぞれが独立した耐久値を持ち、各部位を個別に破壊する必要があります。表の合計は、撃破に必要な部位をすべて壊すための合計です。グビラの胴体やシーデビルの周囲の敵は、表の耐久値へ加算しません。
デスガーデアンは、コアを露出させるための攻撃が別に必要です。頭への攻撃が有効と判定された回数が9〜16回に達すると、外骨格が崩れてコアを狙えるようになります。必要な回数は判定のタイミングによって変わります。強化した通常弾や複数の弾を当てても、1回の判定で数えられるのは1回分です。表の40回・20回は、露出したコアへの命中数だけを示しています。
デスガーデアンの外骨格が組み直されると、頭への攻撃は数え直しになります。一方、コアへ与えたダメージは残るため、再び露出させて残りの耐久値を削ります。
シーデビルは口が開いている間に攻撃を当てます。ザウエルの杖に遮られた攻撃も、本体への命中には含みません。また、1段階強化した弾は、ほかの敵を貫通した後に残る威力が1になる場合があります。弱点へ届いた弾がすべて2ダメージを与えるとは限らないため、実戦での命中回数や発射回数は表より増えることがあります。
グリテリアスとペーレントスパイダーは、対地攻撃で倒すボスです。通常サイズのドラゴンによる対地攻撃は、1回の有効命中で耐久値を1減らします。赤いアイテムによる対空の炎の強化段階が初期・1段階・最高段階のいずれでも、次の必要命中数は変わりません。
| ボス・攻撃部位 | 初期耐久値 | 必要な対地攻撃の有効命中数 | 撃破条件 |
|---|---|---|---|
| エリア3・グリテリアスの周囲の球状部位 | 各8・10個で合計80 | 各8回・合計80回 | 周囲の10個をすべて破壊します。中央の大きな花を狙い続けても倒せません。 |
| エリア5・ペーレントスパイダー本体 | 24 | 24回 | 本体を倒せば撃破となり、取り巻きの子グモをすべて倒す必要はありません。 |
最高段階の対空の炎やファイヤーブレスは、弱点に重なる位置と時間によってダメージが変わります。通常弾の表をそのまま倍率で割り、「必ず何発で倒せる」と換算することはできません。首を増やした場合も、それぞれの首から出た攻撃が弱点へ当たる必要があり、首の数だけで必要な発射回数や撃破時間が決まるわけではありません。
特殊アイテム
卵による基本強化とは別に、攻撃方法やドラゴンの姿を変えるアイテムもあります。主な効果は次のとおりです。
| アイテム | 主な効果 |
|---|---|
| ファイヤーブレス | 正面へ強力な炎を放ちます。弱点に炎を重ねて攻撃します。 |
| ワイドファイヤー | 1本首で3方向、2本首で4方向、3本首で5方向へ撃ちます。 |
| ホーミングファイヤー | 一定時間、誘導弾を撃ちます。終了後は通常の炎へ戻ります。 |
| スモールドラゴン | 1本首の小さな姿になります。ワイドやブレスと併用できます。 |
| アースクエイク | 一定時間、地上の敵を全滅させます。 |
| パワーウイング | 敵や敵弾を一定時間防ぎます。洞窟や氷河の壁への接触は防げません。 |
| マジックアイ | 一定時間、暗闇で見える範囲が広がります。 |
| エクステンド | 3個集めるとドラゴンが1機増えます。 |
| パワーダウン(どくろの印) | 首と炎を1段階下げ、特殊な炎を解除します。小型の姿も通常の1本首へ戻ります。 |
アースクエイクの対象は地上の敵です。空中の敵に囲まれた場面で、画面内の敵をすべて倒してくれるものと考えないでください。また、パワーダウンは強化アイテムではないため、ほかのアイテムと区別して回避します。
エクステンドのハートは、3個に達する前の取得分も残ります。NEWバージョンでは、同じ電源投入中なら、ミスやゲームオーバーを挟んだ次のゲームへも持ち越されます。1個や2個だけで終わっても、その取得分がすぐに無駄になるわけではありません。
ファイヤーブレスは正面の敵への集中攻撃、ワイドファイヤーは左右へ広がる敵の迎撃に向きます。通常の炎の強化段階と、特殊な炎の種類は別に考えてください。強い特殊装備を持っていても、別の武器を取ることで、その攻め方を続けられなくなる場合があります。
| 維持したい装備 | 回収時の注意 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| スモール+ワイド | 青いアイテムを取ると通常サイズの1本首へ戻ります。ワイドは残りますが、小型化は解除されます。 | 小さな体で狭い通路を抜けながら、斜めの炎で周囲を攻撃します。 |
| ファイヤーブレス | ホーミングへ切り替えると、効果終了後もブレスへは戻りません。 | 正面へ集中して当てられる敵や、ボスの攻撃機会を狙います。 |
| ワイドファイヤー | ホーミングの終了後は、元のワイドではなく通常の炎になります。 | 敵の正面を少し外し、斜めの炎を弱点へ当てます。 |
後半で小型とワイドがそろったら、光る敵を倒すことと、出たアイテムをすべて拾うことを分けて考えましょう。敵を減らすために対地攻撃を続けても、回収するかどうかはアイテムの種類を見て決めます。魔宮の強化地帯では、とくに青とどくろ、装備を変えるアイテムへ不用意に触れないことが大切です。
敵の狙い分け
道中では空中の敵と地上の敵が混在します。目の前の敵に炎を当てても倒せないときは、まず攻撃の種類を見直してください。地面にいる敵を、対空ファイヤーだけで倒すことはできません。
点滅する敵は、特殊アイテムを出す対象です。進路にいる敵の撃破とアイテムの獲得を同時に狙えます。ただし、撃破後も敵弾やほかの敵は近づいてきます。アイテムへ直進する前に、自機とアイテムの間が空いているかを見てください。
対地ファイヤーは、地上に炎が残る間も攻撃として働きます。狙った場所へ撃った後、その真上にとどまる必要はありません。地上の敵へ炎を置き、弾が来る前に横へ離れる使い方ができます。ハリーや、短い間だけ姿を現すロックフェイスへの攻撃では、この「撃ってから離れる」動きを意識してください。
ボス戦でも、巨大な体のどこへ当ててもよいとは限りません。頭、口、目、地上の弱点など、相手に応じて狙いを変えます。攻撃が通らないときは火力不足だけを疑わず、使うボタン、狙う場所、弱点が開くタイミングを確かめてください。
全9エリアの進行
各エリアは、道中を抜けた後にボスを倒すと先へ進めます。まず、ボス名と攻撃の要点を一覧で確認し、その下で道中の注意点と戦い方を見ていきましょう。エリア9には、中ボスと最終ボスの両方が待っています。
| エリア | ボス | 攻撃の要点 |
|---|---|---|
| 1・古生代 | プレシオザウルス | 頭へ対空攻撃 |
| 2・火山 | ラウンドフィーニックス | 周囲の岩を避け、本体へ対空攻撃 |
| 3・密林 | グリテリアス | 花の周囲にある地上の弱点へ対地攻撃 |
| 4・砂漠 | デスガーデアン | 頭を攻撃し、露出したコアへ対空攻撃 |
| 5・洞窟 | ペーレントスパイダー | 本体は対地、子グモは対空で攻撃 |
| 6・氷河 | グビラ | 炎を避けながら頭へ対空攻撃 |
| 7・深海 | シーデビル | 口を開けたときに対空攻撃 |
| 8・暗黒 | ターンアウェインガード | 門の上にある左右の目へ対空攻撃 |
| 9・魔宮 | ヒュドラー/ザウエル | 中ボスの3本の首を倒し、最終ボスの杖の隙を狙う |
古生代(エリア1)は、海とカルストの大地を進む最初のエリアです。空中の敵への攻撃を続けながら、地上の敵と卵へ対地ファイヤーを撃つ操作に慣れましょう。鳥型の敵には、倒した瞬間に羽を周囲へ飛ばすものがいます。撃破を確認しても正面に居続けず、下へ飛んでくる羽から少し横へずれて回避してください。地上の植物など、一部の敵は自機と同じ高さに並ぶと弾を撃たなくなります。すぐに倒せないときは、敵の真下から離れて横に並び、通り過ぎる位置取りも使えます。
ボスのプレシオザウルスは、長い首の先にある頭が弱点です。胴体へ漫然と撃つのではなく、頭の動きに合わせて対空ファイヤーを当てます。こちらへ向けて火球を吐くため、口の正面に居続けず、火球が進む方向を見て横へずらしてください。避けた後に頭の正面へ狙いを戻す、という繰り返しが基本になります。
火山(エリア2)では、噴火口から現れる火の鳥がこちらへ突進してきます。卵の回収中も火山から目を離さず、接近してくる鳥へ対空攻撃を合わせます。岩をまとった敵が放つ、ひも状の炎にも注意してください。これは撃ち消そうとせず、動きを見て進路を空けます。また、火山の頂上には接触する部分があるため、噴火口を単なる背景と考えて重ならないようにしてください。
ラウンドフィーニックスは、周囲を回る岩と本体への接触が脅威です。登場後は画面下まで降りてくるため、真下で撃ち続けると追い詰められます。岩の軌道を見て横へ退き、上昇して下側に空間ができたら、本体へ撃ち込んでください。岩の間へ無理に入り込むよりも、相手が上下に動くタイミングに合わせて攻撃位置を作ると、接触を避けやすくなります。火力が低いと長引くため、短時間で倒せるつもりで画面下へ居座らないことが大切です。強い炎やブレスがある場合も、撃ち込みが岩に遮られていないかを見てください。
密林(エリア3)は、枝葉に隠れた地上の敵を放置すると、空中の敵への対応中に弾を重ねられます。クジャク型の敵が続けて現れる区間を抜けたら、地上のカエルにも対地攻撃を向けてください。木の下から弾が出る位置を覚えると、次のプレイで先に撃ち込めます。
伸びる蔦は、常に撃ち続けるだけでは抜けにくい仕掛けです。蔦の前で攻撃を止め、すぐに左右へ逃げ回らず、その場へ伸ばして巻かせます。伸びきったところで空いている側へ抜けるのが基本です。蔦の先を撃ち切ると再び伸びるため、抜ける前の射撃再開にも注意します。最高段階の炎やブレスで切り開く場合も、途中で撃ち切れず再び伸びてくる蔦へ備え、横へ抜ける空間を残してください。
グリテリアスは巨大な花ですが、倒すために狙うのは花の周囲に並ぶ、卵のような地上の部分です。対地ファイヤーで一つずつ壊します。中央の花が飛ばす小さな花は、対空ファイヤーで迎撃できます。2本首以上なら両方の攻撃を使い、1本首なら接近してくる小さな花を処理してから対地攻撃へ切り替えると、攻撃対象を見失いにくくなります。
砂漠(エリア4)は、地上のサソリやアリジゴクと、空中の敵を撃ち分けて進みます。画面下から現れるハリーは、近づくと針を放つ敵です。無理に対地攻撃を当てに行かず、距離を取ってやり過ごす方法も有効です。対地ファイヤーを置いてすぐに離れる攻撃なら、ハリーへ近づいたまま撃ち合わずに済みます。後半の白骨地帯では、地上の頭骨に加え、編隊で現れる緑色のガイストが難所です。出現を見てから全滅を狙って横断するより、まず自機へ向かう弾から逃げる幅を残してください。
デスガーデアンは、骨の体と露出したコアで狙いが変わります。まず頭へ対空攻撃を当て、骨がばらけたら青いコアへ集中します。この間は飛散する骨や現れた敵にも注意が必要です。近づきすぎず、コアの下側から対空ファイヤーを当てましょう。骨が元に戻った場合は、再び頭を攻撃してコアを露出させます。
洞窟(エリア5)は、左右の岩壁が動いて飛べる幅を狭めるエリアです。壁に触れるだけでもダメージを受けるため、敵より少し先の通路を見て、開いている方向へ早めに寄せます。壁際のアイテムを追うと、回収後に戻る場所がなくなることがあります。取りに行く前に、壁が迫る方向と戻れる幅を確認してください。小型とワイドを併用できれば、狭い場所で大きく動かずに斜めの敵を迎撃しやすくなります。
ペーレントスパイダーの本体は地上にいるため、対地ファイヤーで攻撃します。上から巣へ降りてくるところを見て、本体が止まる位置へ早めに対地攻撃を合わせます。一方、周囲に出す子グモと巣は対空攻撃の対象です。本体へ撃ち込むことだけに集中すると、子グモの弾で動ける場所が減っていきます。自機に近い子グモを減らしてから本体への攻撃を続けると、長引いた場合も立て直しやすくなります。
氷河(エリア6)では、流氷のある海から氷壁の通路へ入り、再び海上へ抜けます。通路を横切る氷の結晶は、対空ファイヤーを一か所へ集めて通り道を作り、開いた部分を通過します。横から伸びるつららと、短い間だけ顔を出して撃つロックフェイスにも注意してください。顔が見える位置へ対地ファイヤーを置き、弾が来る前に離れます。姿が隠れた後までその正面へ残って待たないようにしましょう。氷の中へ出たアイテムを追う前に、自機が通れる幅まで壊れているかを確かめましょう。
グビラは長い体をうねらせ、頭から炎を吐きます。画面下で逃げ続けるだけでは端へ追い込まれるため、頭の動きを見ながら横へ誘導し、対空ファイヤーを当てます。端へ近づいたら上寄りへ回り込んで相手を引き上げ、反対側へ切り返す攻め方が使えます。炎の前を横切る動きにならないよう、頭の位置を見て切り返してください。低火力では正面での撃ち合いが長引きます。連射だけで押し切ろうとせず、すれ違う機会に頭へ当て、移動先が残るうちに次の回避へ移ることを優先しましょう。
深海(エリア7)では、泳ぐ敵へ対空攻撃、海底にいる敵へ対地攻撃を使います。イソギンチャクは、横に並んで同じ高さを保つことで発射を抑える位置取りが使えます。ただし、その前に撃たれた弾は残るため、敵へ近づくだけで安全になるわけではありません。殻を残す敵は、倒した後も接触すると危険で、こちらの炎も遮ります。撃破した場所をそのまま通り抜けず、殻をよけて進んでください。後半のモーレイは3方向へ弾を連射します。進路の正面に捉えられた敵は早めに倒し、すでに弾が広がっている場合は、攻撃を合わせるためにその中へ入り込まないようにします。
シーデビル戦は、周囲の小魚を減らすと本体の動きを見やすくなります。本体への攻撃が通るのは、口を開いて弾を放つときです。開口に合わせて口へ対空ファイヤーを撃ち、扇状に広がる弾を見て回避へ移ります。通常の大きさのドラゴンでは、狭い弾の隙間へ無理に入るより、左右に逃げる空間を残して戦ってください。小型でも弾間を抜ける動きだけに頼らず、弾の集まりを横へまとめて避ける方針が使えます。口を閉じている間の本体を通り抜け、反対側へ回る方法もありますが、口が開く瞬間や周囲の弾に重ならないようにしてください。
暗黒(エリア8)は、自機の前方しか明るく見えないエリアです。黄色い卵を対地攻撃で壊し、中のアイテムを取ると、一定時間だけ見える範囲が広がります。暗闇でも敵の姿は見えますが、敵弾を追いにくくなるため、敵が見えたことだけで周囲が安全とは判断できません。大きな岩が流れてきたら、攻撃を続けて突破しようとせず、明るい範囲で空きを見つけてよけます。道中の大きな目玉は地上の敵で、弾を続けて放ちます。倒しきろうとして正面へ長く残らず、発射位置を見ながら脇を通過する判断も必要です。黄色のアイテムの効果が切れる前後ほど、大きな横移動を控えてください。
ボスのターンアウェインガードに到達すると、視界の制限はなくなります。弱点は門の上部にある左右の目です。片側ずつ対空ファイヤーを当て、目からのビームと門から飛び出す敵を避けます。大きく逃げすぎると目の正面へ戻るのに時間がかかるため、攻撃が通る位置と、その脇の退避位置を行き来するように戦ってください。
魔宮(エリア9)は、分岐と罠が続く長い最終エリアです。二つに分かれる通路は、幅だけでなく出口の位置まで見て選びます。三つに分かれ、中央に階段が見える場所は中央が進路です。クモの巣が並ぶ左右の通路では、上側の出口が左へつながることも考えて進みましょう。青い兵士の投げる斧にも注意し、狙える位置の兵士は対地攻撃で早めに減らします。
壁から伸びる槍は、引っ込んだ直後に先端側を抜ける方法のほか、伸びきった状態の壁際の根元を通る方法があります。柄のどこでも通れるとは考えず、壁に近い位置を使ってください。魔宮の壁そのものへの接触ではダメージを受けません。スクロールに押されて挟まれそうなときは、レバーを真下へ入れ続けて抜ける操作もありますが、通常の進路と移動の余地を先に確保しておくと、罠への対応を減らせます。
点滅する地上の敵が並ぶ場所は、装備を整える機会です。小型とワイドがそろっているなら、出たアイテムを避けて維持する判断も必要になります。その先の鉄球を回す大型敵は硬いため、火力が弱い状態で接近を許さないよう、前方にいるうちから連射を集めます。柱の間では横へ逃げられる幅が減り、床からせり上がる柱や横槍も加わるため、敵だけを見て進まないようにしましょう。
中ボスのヒュドラーは3本の首をそれぞれ倒します。攻撃を分散させず、端の首から一つずつ狙い、火球を吐いた後の休止中に対空ファイヤーを当ててください。ワイドなら斜めの炎が首へ当たる位置を使い、口の正面から少し外して攻めることもできます。
最終ボスのザウエルは杖で攻撃を防ぐため、杖を横へ動かして隙ができたときに本体を狙います。追尾してくる輪を避ける際は、片側へ寄りすぎず、反対側へ動ける空間を残しましょう。輪を追い越そうと同じ方向へ逃げ続けるより、左右の切り返しで追尾をかわします。輪が戻り始めたら攻撃位置へ戻る余地を見直し、杖の防御が外れた機会に撃ち込んでください。ブレスなどの強い装備が残っているときは、この短い機会へ攻撃を集中させます。
スコア仕様
敵の撃破で得点を獲得し、設定された得点へ到達するとドラゴンが増えるエクステンドがあります。得点アイテムの加点と、初回80,000点・2回目180,000点に設定した場合のエクステンドをまとめます。
| 条件 | 得られるもの |
|---|---|
| 敵を倒す | 敵に応じた得点 |
| プレシオザウルス撃破 | 2,000点 |
| ラウンドフィーニックス撃破 | 3,000点 |
| ダイヤを取る | 100点 |
| ゴールドを取る | 10,000点 |
| 80,000点へ到達 | 初回のエクステンド |
| 180,000点へ到達 | 2回目のエクステンド |
エクステンドの得点条件は、ゲーム設定によって変わります。ゴールドは大きな加点になりますが、遠くのアイテムを追って被弾すると、その後の撃破に必要な火力を失います。まず進路にいる敵を倒して得点を重ね、近くに出た得点アイテムを回収する方針で進めてください。
体力と残機
体力と残機は別々です。ライフが2区画の設定では、通常の被弾で1区画ずつ減り、2回で1機を失います。開始機数が3なら、現在の1機と予備の2機で合計3機です。
ミスすると前の地点へ戻され、ライフを回復したドラゴンで再開します。予備のドラゴンも使い切り、最後の1機を失うとゲームオーバーです。
強化中にダメージを受けると、ドラゴンは一段階パワーダウンします。ミスになる前の被弾でも攻撃力が下がるため、ライフが残っていることと、同じ火力で戦い続けられることは別です。
攻略の流れ
序盤は、卵の場所だけでなく、回収前に倒す敵の順番を覚えます。空中の敵を迎撃し、地上の敵を減らし、卵を壊して回収する流れを作りましょう。NEWバージョンの開始エリア選択を使えば、火山・密林・砂漠を個別に練習できます。エリア1から装備を育てる練習と、苦手な面の攻撃を覚える練習を使い分けてください。
中盤からは、撃ち続ける位置よりも、次に移動できる場所を先に決めます。狭い通路へ入る前に自機を寄せ、敵弾が来てから壁際へ逃げ込む動きを減らします。被弾して首や炎が弱くなったときは、強化前と同じ時間で敵を倒せるとは考えず、接近する敵の迎撃に戻ってください。
後半のボス戦では、弱点へ狙いを合わせる時間と、回避する時間を分けることが大切です。口が開く、目からの攻撃が途切れる、杖が動くといった合図を見て撃ち込みます。攻撃が通る位置へ戻る余地を残し、画面端で移動先がなくなる前に切り返す習慣をつけましょう。
OLD・NEWバージョンの違い
NEWバージョン(DS3)は、OLDバージョン(DS1)の全9エリアや基本システムを引き継ぎながら、移動性能、敵弾への当たり判定、開始地点、コンティニューの仕様を変更した改訂版です。通常時の移動速度は、OLDに比べて横方向が25%、縦方向が87.5%速くなり、NEWでは縦横の速度がそろっています。また、通常サイズのドラゴンでは、敵弾に対する胴体左右の当たり判定が狭くなっています。開始地点は、OLDではエリア1に固定されていますが、NEWではエリア1〜4から選択でき、エリア2は2本首、エリア3・4は2本首と1段階強化された炎で出発できます。エリア1の構成にも違いがあり、OLDにある冒頭の海上区間がNEWでは省略され、渓谷から始まります。ただし、アムルがドラゴンへ変身する演出はNEWにも残っています。コンティニュー時は、OLDが1本首で再開するのに対し、NEWは2本首で再開しますが、炎の強化段階はどちらも初期状態です。さらに、OLDではエリア8・9からコンティニューするとエリア7へ戻されますが、NEWではそれぞれのエリアから再開できます。なお、コンティニューには許可設定が必要で、エリア1では両版とも利用できません。
攻略まとめ
初めて遊ぶときは、1本首の間に対空と対地を切り替える操作を覚えるところから始めてください。2本首になった後の同時攻撃まで使えると、青いアイテムを取る意味が実際の操作でも分かります。
装備が育ってきたら、赤2個の蓄積を残す復旧策や、小型とワイドを崩さない回収判断を取り入れましょう。ボス戦では首の数や炎の強さだけに頼らず、弱点へ攻撃を通せる部位と時間を覚えることが前進につながります。苦手な火山・密林・砂漠は、NEWバージョンの開始エリア選択で繰り返し練習できます。
©1987 NAMCO LTD.

