ファミリーコンピュータ版『ディグダグⅡ』島を崩して敵を一掃

『ディグダグII』は、1986年にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用の固定画面・戦略アクションゲームです。主人公ディグダグを動かし、島にいるプーカとファイガーをすべて退治するとラウンドクリアになります。敵をポンプで膨らませて倒すだけでなく、杭を打って島を分断し、敵ごと海へ沈められる点が大きな魅力です。赤いプーカはディグダグを追い、緑のファイガーは左右へ火炎を吐きます。島のヒビは敵の進路を遮るため、攻撃だけでなく誘導も欠かせません。島崩しは一度に巻き込む敵が多いほど得点が跳ね上がり、安全な個別撃破と危険な大量得点をいつ切り替えるかが勝負を分けます。条件を満たすとベジタブルターゲットや魚も現れ、得点や残数を伸ばす別の狙いが生まれます。全72ラウンドの先には難度を増した裏面も待っています。ここでは画面の見方、操作、敵の性質、得点、残機、特殊ターゲット、周回、裏技を順に説明し、実戦で使える攻略へつなげます。

目次

ゲーム概要

1つの島を真上から見下ろす固定画面で進みます。プレイヤーが操作するのはディグダグです。島内を移動し、シュートによる「プクプクポン」か島崩しで、配置されたプーカとファイガーを退治します。

全モンスターを倒すとラウンドクリアです。時間がたつと残った敵が海へ逃げ始め、全員が逃げて残数が0になった場合も次のラウンドへ進みます。1人用と2人用があり、2人用は同時ではなく交互プレイです。

画面の見方

画面内の要素役割
ディグダグプレイヤーが動かす主人公。向きが攻撃やヒビの方向を決めます。
島と杭移動場所と島崩しの起点です。杭からヒビを延ばして島を分断します。
プーカディグダグを追う赤い敵です。
ファイガー追跡に加えて左右へ火炎を吐く緑の敵です。
スコア100点単位で加算されます。ハイスコアの初期値は30,000点です。
ラウンド現在の進行位置を示します。表面はラウンド72まであります。
残数ミス後に再開できる回数を示します。開始時の表示は3です。

島の外は海です。崩れた区画にいた敵やディグダグは海へ落下します。崩落後の縁でディグダグが「オットット」状態になったら、島側へ十字キーを入れると復帰できます。

操作方法

操作内容攻略での使い方
十字キー上下左右へ移動します。敵を誘導し、杭の向きや逃げ道を整えます。
Aボタン杭の上でドリルを使い、正面へヒビを延ばします。既存のヒビへつなぎ、狙った区画を切り離します。
Bボタン正面へシュートを放ち、命中した敵を膨らませます。敵方向へ入力しながら連打すると、刺したまま待つより早く膨らませられます。
SELECTタイトル画面で1人用と2人用を選びます。2人用は交互プレイになります。
STARTゲームを始め、プレイ中は一時停止と再開を切り替えます。危険な配置を見直したいときに利用できます。

シュートが命中すると、敵は動きを止めて1段階膨らみます。4段階まで膨らませると破裂して消滅します。3段階以下でBボタンを離すと、敵は徐々にしぼみ、元へ戻ると再び動きます。完全に倒さず一時的に止め、島崩しへ巻き込む使い方も有効です。

敵の動き

行動狙い方
プーカ島内を移動してディグダグを追います。直接攻撃はありません。移動経路を読み、正面を合わせて膨らませます。
ファイガー追跡しながら左右へ火炎を吐きます。羽が白くなると火炎の合図です。横に並び続けず、上下からの接近も使います。
目変化目だけの姿に近い状態となり、ヒビを越えます。通常より移動は遅くなります。ヒビで足止めできない一方、速度が落ちた間はシュートを当てやすくなります。

通常状態の敵はヒビを横断できません。追跡に必要な場合は目変化へ移ります。敵が膨らんでいる間は触れてもミスにならないため、完全撃破だけでなく通路を抜ける短い猶予としても使えます。

敵は1ラウンドに3~10匹です。最少はラウンド6の3匹で、後半には10匹の面が増えます。残りが少なくなると逃走までの時間が短くなり、最後の敵は海を目指します。得点を取り切りたい場合は、逃げ始める前に仕留めます。

島崩しの仕組み

杭の上でAボタンを押すと、ディグダグの正面へヒビが延びます。ヒビを既存の亀裂へ接続し、島を完全に2つへ分けると、面積が小さい側が崩れます。同じ面積に分けた場合は、杭の向きなどによって落ちる側が変わるため、敵だけでなく自分の立ち位置も見てから最後の杭を打ちます。

崩れる側にいるプーカ、ファイガー、ディグダグ、ベジタブルターゲットは海へ落ちます。敵をまとめて倒せる反面、自分まで巻き込まれる危険があります。最後の一打は、切り離す側の外へ退避してから行うのが基本です。

スコア仕様

シュート撃破は安全性が高く、島崩しは多くの敵をまとめるほど高得点になります。ファイガーだけは、左右からシュートで倒すと得点が上がります。

倒し方プーカファイガー
上下方向からシュート撃破200点200点
左右方向からシュート撃破200点400点

島崩しでは、同時に落とした数に応じて次の得点が入ります。1匹ずつ落とすより、複数を同じ区画へ誘い込んだ方が大幅に高くなります。

同時に落とす数得点同時に落とす数得点
1匹1,000点6匹15,000点
2匹2,000点7匹20,000点
3匹4,000点8匹30,000点
4匹7,000点9匹50,000点
5匹10,000点10匹80,000点

得点によるエクステンドは、30,000点、80,000点、150,000点、300,000点、500,000点の5回です。500,000点を越えた後に得点による追加はありません。最大表示は99,999,900点で、上限を越えると0点側へ戻ります。

特殊ターゲット

1ラウンド中に島崩しを3回起こすと、ベジタブルターゲットが一定時間だけ現れます。種類と得点は16ラウンド周期で変わり、ラウンド17、33、49、65でカブから始まる並びへ戻ります。

周期種類得点
1カブ400点
2キノコ600点
3ナス800点
4~5トマト1,000点
6~7スイカ2,000点
8~9ブドウ3,000点
10~11バナナ4,000点
12~13トウモロコシ5,000点
14~15パイナップル6,000点
16ワイン7,000点

ベジタブルターゲットを島崩しへ巻き込んで海へ落とす行動を、ラウンドをまたいで累計5回行うとスペシャルフラッグが現れます。取得すると残数が1増えます。取り逃して消滅した場合、累計は0へ戻ります。

魚のボーナス

島を1ブロックだけ崩すと、その付近の海上を魚が跳ねます。シュートを当てると500点です。ラウンド8、40、72では、1ブロックだけの島崩しを同じラウンド内で10回行うと紫色の魚が現れ、命中させれば5,000点を獲得できます。

魚を狙う間も敵は動き続けます。通常の魚は500点なので、逃げ道を失う状況では追わない方が安全です。紫色の魚は対象ラウンドと回数が限られるため、狙うなら開始時から1ブロック崩しの回数を意識します。

残機とミス

開始時の残数は各プレイヤー3です。通常状態のプーカやファイガーへの接触、ファイガーの火炎、島崩しへの巻き込まれ、島の縁からの落下でミスになります。残数がない状態でさらにミスするとゲームオーバーです。

ゲームオーバー後も電源を切らずに再開すると、READY画面で前回の最高到達ラウンドまで選べます。上で番号を進め、下で戻し、AかBで開始します。最高到達ラウンドとハイスコアはRESET後も残りますが、電源を切ると消えます。

ラウンド構成

表面は全72ラウンドです。ラウンド72をクリアすると、キャラクターが動き回る祝福演出が流れます。スタッフロールはなく、その後は島の配置が同じ裏面ラウンド1へ進みます。

ラウンド表面の地表色裏面の地表色
1~16灰色
17~32灰色
33~48灰色
49~64灰色
65~72灰色

裏面は敵の速度と難度が上がります。裏面ラウンド72をクリアすると、同じ難度の裏面ラウンド1へ戻ります。それ以降は難度がさらに上がらず、裏面の全72ラウンドを繰り返します。

裏技

全ラウンドセレクトは、タイトル画面でSTART、SELECT、Aを同じタイミングで押します。成功するとREADY画面でラウンド72まで選べます。2人用を選んでから入力すれば、2人プレイでも利用できます。SELECTとAを押したまま後からSTARTだけを押す方法では失敗する場合があります。

フリープレイは、まずラウンドセレクトでラウンド15から始めます。スコアを正確に200点にしてゲームオーバーになり、その画面でコントローラー1のAとコントローラー2のBを同時に押します。成功すると残数表示が「HERANAI」に変わり、ミスしても残数が減りません。

攻略の流れ

開始直後は、島の形と杭の位置を見て、どちら側を小さく切り離せるかを決めます。敵が少ない序盤は無理に全員を集めず、ファイガーの横へ長く立たないことを優先します。横から安全にシュートを当てられるなら400点を狙い、火炎の合図が見えたら上下へ外れます。

敵が集まってからは、ヒビで通常状態の敵をせき止め、落としたい区画へ誘導します。最後の杭を打つ前に、ディグダグが残る側へ移動します。敵を3段階以下まで膨らませて止めれば、切断を完成させる時間を作れます。4匹なら7,000点、5匹なら10,000点へ伸びるため、エクステンド目前では複数落としの価値が高まります。

残りが少なくなったら、逃走を始める前に得点対象を決めます。クリア優先なら、近い敵をシュートで確実に倒します。ベジタブルターゲットを出す場合は、3回目の島崩し後に回収経路を確保します。スペシャルフラッグを狙う途中なら、取得せず海へ落とす判断が必要です。

裏面では敵が速くなるため、大きな区画へ深く入り込んでから戻る動きは危険です。杭の近くに短い退路を残し、目変化でヒビを越えた敵の速度が落ちた瞬間にシュートを当てます。大量得点を狙う場合も、切断後に自分が立てる島側を先に決めてから敵を集めます。

攻略まとめ

生存を優先するなら、敵を見つけるたびに倒すのではなく、ヒビを壁として使い、ファイガーと横一列になる時間を減らします。膨張中の敵に触れてもミスにならない性質は、包囲を抜けるときにも役立ちます。

得点を伸ばす鍵は、島崩しへ何匹を巻き込めるかです。ただし、落とす側へディグダグが残れば得点どころかミスになります。切断線、退避先、敵の位置をこの順に確かめ、条件がそろったときだけ最後の杭を打つ判断が、表面から裏面まで変わらない攻略の軸です。

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