FC版『パックランド』独特な走りとジャンプ、往路・復路の進み方

ファミリーコンピュータ版『パックランド』は、1985年にナムコから発売された1人用の横スクロールアクションゲームです。迷子の妖精をフェアリーの国へ送り届け、最後はパックマンの家へ帰ることが目的になります。Aボタンで右、Bボタンで左へ走り、十字ボタンでジャンプする操作は、一般的なアクションゲームとは感覚が大きく異なります。走るほど高く遠くへ跳べるため、ボタンを押す速さと跳び出す位置が、そのまま攻略へつながる設計です。街、森、山を進む道中では、モンスターを避けるだけでなく、頭上や雲、動く丸太も足場として利用します。限られた時間で終点を目指しながら、パワーエサによる連続撃破やBREAK TIMEの着地ボーナスを狙う判断も欠かせません。4ラウンドで構成されるTRIPの仕組み、画面表示、得点、残機、隠し要素を押さえると、独特な往復の旅を迷わず進められます。

目次

ゲーム概要

パックマンを横方向へ走らせ、街や森、山に現れるモンスターと障害物を越えてラウンドの終点を目指します。直接攻撃するボタンはありません。速度を生かしたジャンプと空中での軌道調整が、危険を抜けるための基本手段です。

1回のTRIPは4ラウンドです。最初の3ラウンドは右へ進む往路で、フェアリーの国に迷子の妖精を送り届けます。4ラウンド目は左へ進む復路となり、家へ到着すればTRIPクリアです。その後はTRIP番号が増え、次の旅が始まります。

ラウンドは16種類あり、ラウンド4、8、12、16が復路に当たります。16ラウンドを終えると、ラウンド17以降は最初の構成へ戻って進行します。固定された最終面で終わる形式ではなく、16種類の構成を繰り返すループ型です。

画面の見方

画面は進行方向に合わせて横へスクロールします。往路では右、復路では左へ進むため、TRIPの最後だけは安全を確かめる向きが反対になります。地面だけでなく、雲、丸太、モンスターの頭上も移動経路に含まれます。

表示意味プレイ中の判断
SCORE現在の得点30,000点と80,000点の残数追加を狙う目安です。
HI-SCORE最高得点初期値は30,000点です。
ROUND現在のラウンド4の倍数なら左へ戻る復路です。
時間表示ラウンドの残り時間0になる前に終点へ着かなければミスになります。
残数表示残っているパックマンの数0になるとゲームオーバーです。

時間表示は各ラウンドで500から始まり、通常のプレイ中は実時間で約66.7秒に相当します。開始演出や一時停止中には減りません。ラウンド終了時には残り時間が得点へ加わるため、速く着くことは生存と得点の両方に役立ちます。

操作方法

操作内容攻略での使い方
Aボタン右へ加速します。往路の前進と、空中で右へ軌道を寄せるときに使います。
Bボタン左へ加速します。復路の前進と、空中で左へ軌道を寄せるときに使います。
十字ボタンいずれかの方向を新たに押すとジャンプします。走行速度を乗せてから押すと、高く遠くへ跳べます。
逆方向のボタン走行中に減速し、押し続けると反対へ走ります。崖際や着地点の直前で急停止するときに使います。
STARTボタン開始、一時停止、再開に使います。再開直後に慌てないよう、周囲の位置を見てから戻します。
SELECTボタン使用しません。プレイへの影響はありません。

AまたはBを押し続けても加速しますが、同じ方向のボタンを素早く連打した方が短時間で速度を上げられます。広い直線では連打で勢いを作り、狭い足場や崖の前では押し続けずに速度を抑えると、着地点を合わせやすくなります。

ジャンプの高さと距離は、跳び出す瞬間の走行速度で変わります。空中でもAとBで横方向を調整でき、着地直前に進行方向のボタンを入れておけば、そのまま走行へ移れます。遠くへ跳ぶ場面では助走を優先し、狭い足場へ乗る場面では逆方向入力で速度を落としてから跳ぶのが基本です。

敵と足場の性質

クライド、ピンキー、ブリンキー、インキー、スーの5体を中心に、地上を進む敵、空を飛ぶ敵、編隊、上から落ちる小モンスターが行く手を妨げます。飛行機、UFO、ホッパーに乗る敵も登場し、スーは乗り物を使いません。

モンスターへ横や下から触れるとミスになります。一方、頭上へ正しく着地すれば足場として利用できます。敵を見たらすべて避けるのではなく、上から乗れる高さと進行方向を見極めれば、地面の障害物を越える足掛かりにもなります。

飛行機から落ちる小モンスターは、上方への注意を必要とします。地上の敵だけを見て走り続けると、落下地点へ入りやすくなります。飛行する敵が現れたら、助走を始める前に上空と着地点を一緒に見る方が安全です。

パワーエサを取るとモンスターが青くなって逃げ始めます。この間は追いかけて連続で倒すほど得点が上がります。ただし、効果中でも穴や崖は消えないため、敵を追う経路と着地点が重ならないときは無理に追わない判断も必要です。

ラウンド進行

道中には街の建物、消火栓、切株、丘、山、崖などが配置されています。雲と丸太は足場にでき、丸太には上下または横へ動くものがあります。動く足場の向きとパックマンの走る向きが合えば、通常より長いジャンプへつなげられます。

往路では右端の終点を目指します。妖精をフェアリーの国へ届けると帰路用の力を得て、復路では左へ戻ります。復路だけに現れる障害物は6個あり、そのうち1個は高得点の対象です。往路で覚えた地形でも、進行方向と障害物が変わるため、同じ助走では着地点がずれることがあります。

穴や地形の下へ落ちるとミスです。高い足場ほど遠くへ進めるとは限らないため、次に着地できる地面、雲、丸太、敵の頭を見てから跳び出します。時間が残っていても、動く足場が離れているときは追い跳びせず、近づくのを待った方が残数を守れます。

スコア仕様

得点条件得点または効果狙い方
青いモンスター1体目200点パワーエサ取得後、最初に倒します。
青いモンスター2体目400点効果が続く間に連続で倒します。
青いモンスター3体目800点着地点を失わない範囲で追います。
青いモンスター4体目1,600点危険な穴や崖をまたぐ追跡は避けます。
青いモンスター5体目3,200点連続撃破の最高段階です。
BREAK TIME10、100、300、500、1,000、最高7,650点標識付近でジャンプし、着地位置と空中姿勢を合わせます。
30,000点到達残数が1増加ゲーム中に1回だけ獲得できます。
80,000点到達残数が1増加ゲーム中に1回だけ獲得できます。

フルーツは続けて取るほど得点が上がります。安全な直線や足場の上なら連続取得を狙い、次のフルーツへ向かうために穴へ飛び込むような追い方は避けます。残り時間もラウンド終了時に得点へ変わるため、アイテムを待ち続けるより終点を優先した方が有利な場面があります。

BREAK TIMEの得点は、標識付近での着地状態、位置、空中の姿勢によって変わります。最高の7,650点を狙うには、毎回同じ速度で標識へ近づき、ジャンプを始める位置をそろえることが近道です。失敗してもラウンドクリア自体は進むため、残数に余裕がないときは無理な調整を避けます。

最高得点は本体のリセット後も残りますが、電源を切った後までは保存されません。初期最高得点は30,000点です。

残機とミス

ゲーム開始時の残数は3です。敵への横または下側からの接触、敵の攻撃、穴や地形の下への落下、時間切れで1つ減ります。残数が残っていれば現在のラウンドを再開し、状況によってはラウンド途中の区切りから戻ります。残数が0になるとゲームオーバーです。

最初の残数追加は30,000点、次は80,000点で、それぞれ1回だけです。初期最高得点と最初の残数追加が同じ30,000点なので、序盤は最高得点表示を追い越すことが、そのまま最初の目標になります。

節目と隠し要素

ゲーム開始前には「PLAYER READY」とTRIP番号が表示されます。道中の「BREAK TIME」は単なる区切りではなく、ジャンプの着地で得点が変わる場面です。速度を上げるだけではなく、標識へ入る位置と空中姿勢まで整える必要があります。

消火栓を手がかりに、通常の帽子がヘルメットへ変わる隠し要素があります。ヘルメット装備中は、飛行機から落ちる小モンスターを頭で受け止めて得点へ変えられます。復路限定の6個の障害物にも、切株と消火栓が手掛かりになるものがあります。

特定の操作で秘密の花を咲かせる場所もあります。通常のゴールだけを目指す遊び方に加え、消火栓や切株の周辺で普段と違う反応を探す楽しみが用意されています。

攻略の流れ

序盤の狙いは、AとBによる移動を指になじませることです。広い場所では進行方向のボタンを連打して速度を上げ、障害物の少し前で十字ボタンを押します。跳び過ぎそうなら空中で逆方向へ寄せ、着地直前に進行方向へ戻すと、次の走りへつなげられます。

中盤の狙いは、足場を単独で見ないことです。雲や動く丸太へ跳ぶ前に、その次の着地点まで見ます。モンスターの頭を経由できる場面では、横から近づかず、十分な高さを作って真上から乗ります。飛行機が見えたら小モンスターの落下地点を先に見て、落下が過ぎた後に助走を始めます。

復路の狙いは、往路の操作感を左右反転させることです。Bボタンで左へ速度を作り、Aボタンをブレーキに使います。復路限定の障害物が加わるため、往路と同じ場所でも早い段階から最高速にせず、画面左側の着地点が見えてから加速します。

得点を狙う場面では、30,000点と80,000点の直前だけ危険を取る価値が高まります。パワーエサ中の連続撃破は得点が倍増しますが、5体目を追って落下すれば残数を失います。次の足場が見えない追跡は止め、BREAK TIMEと残り時間による得点へ切り替えた方が、長く遊びながら記録を伸ばせます。

ラウンド16以降は地形の構成が最初へ戻ります。前の周回で跳び出した位置、使いやすかった足場、減速した場所を再利用すれば、反射だけに頼らず進めます。ループ後も、助走、着地点、次の足場という順で判断を変えないことが安定につながります。

攻略まとめ

生存を左右するのは、ジャンプを押す瞬間より、その前に作った走行速度です。遠い足場には連打で勢いを付け、狭い足場には逆方向入力で減速してから跳びます。空中では着地点を微調整し、着地直前に進行方向へ入力すると移動が途切れません。

得点を伸ばすときも、次の着地点が見える範囲で行動します。青いモンスターの連続撃破、BREAK TIME、フルーツ、残り時間を組み合わせれば、無理な追跡だけに頼る必要はありません。30,000点と80,000点の残数追加を中間目標にすると、得点と生存を同じ方針で伸ばせます。

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