アーケード版『サイコソルジャー』歌うゲームが切り開いた新境地

サイコソルジャー

1987年、ゲームセンターの薄暗い空間に響く軽快なメロディと共に、スクリーンには鮮やかなビジュアルが映し出されていました。プレイヤーたちは、未知の超能力を操る高校生、麻宮アテナと椎拳崇の冒険に胸を躍らせ、コントローラーを握りしめていました。『サイコソルジャー』は、そんな時代の象徴的な存在として、多くのゲーマーの心を掴んでいました。

目次

開発背景や技術的な挑戦

『サイコソルジャー』は、1987年3月にSNKから発売された強制横スクロールのアクションシューティングゲームです。前作『アテナ』の続編として位置付けられ、当時のゲーム業界において革新的な試みがなされました。特に注目すべきは、ゲーム内で肉声によるボーカル音声をBGMに採用した点で、これは「業界初の歌うゲーム」として話題を集めました。日本国内版では日本語、海外版では英語のボーカルが流れ、いずれも当時アイドルだった清水香織氏が歌唱を担当しています。技術的には、FM音源とADPCM音源を組み合わせることで、音楽とボーカルを同時再生することに成功しました。

プレイ体験

ゲームは8方向レバーと2つのボタンを使用し、プレイヤーは麻宮アテナまたは椎拳崇を操作します。強制スクロールするフィールド内で、敵を倒しつつ進むシステムは、カプコンの『ソンソン』を彷彿とさせますが、アイテム取得によるキャラクター強化や、崩壊後の世界を舞台とした退廃的な世界観が独自性を持たせています。特に、サイコエネルギーを溜めて放つ「サイコボール」や、特定のアイテムで変身する「サイコクリーチャー」など、多彩な攻撃方法がプレイヤーを魅了しました。

初期の評価と現在の再評価

稼働当初、『サイコソルジャー』はその革新的な音楽表現とゲーム性で注目を集めました。特に、ボーカル入りBGMは他のゲームと一線を画す特徴として評価されました。時を経て、現代においてもレトロゲームファンの間で再評価が進み、2019年にはPlayStation 4やNintendo Switch向けに『アーケードアーカイブス サイコソルジャー』として配信され、新たな世代のプレイヤーにもその魅力が伝えられています。

他ジャンル・文化への影響

『サイコソルジャー』の主人公である麻宮アテナと椎拳崇は、その後のSNKの人気格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズにも登場し、多くのファンに親しまれています。特に麻宮アテナは、シリーズを通じてデザインの変更や新たな設定が加えられ、SNKの象徴的なキャラクターの一人として確立されています。

リメイクでの進化

現代にリメイクされる場合、グラフィックの高解像度化やサウンドのリマスターはもちろん、オンライン協力プレイの導入や、新たなステージ・キャラクターの追加が期待されます。また、オリジナル版の持つ独特の世界観やゲーム性を尊重しつつ、現代のゲームデザインに合わせた調整が求められるでしょう。

まとめ

『サイコソルジャー』は、1987年に登場した革新的なアクションシューティングゲームであり、ボーカル入りBGMや独自のゲームシステムで多くのプレイヤーを魅了しました。現代においても、その影響力は色褪せることなく、新たなプラットフォームでの再登場や関連作品でのキャラクター展開を通じて、多くのファンに愛され続けています。

攻略

プレーヤーは、「二人の光の戦士」に選ばれたサイコソルジャー、麻宮アテナと椎拳崇として、世界を闇から救うための旅に出ます。ステージは全6面構成で、各ステージの最後にはボスが待ち構えています。ボスを撃破すると、次のエリアへと進んでいきます。

ストーリー設定

このゲームのストーリーは、数千年の封印から目覚めた異種生物・屍愚魔の魔の手により闇に包み込まれた世界に、麻宮アテナと椎拳崇という二人の戦士が現れます。太古の予言に詠われた「二人の光の戦士」に選ばれた二人は、屍愚魔を滅ぼし世界に光を取り戻すため、超能力「サイコパワー」を武器に果てしない戦いに旅立ちます。

ゲーム画面

ゲーム画面

ゲームシステム

操作方法

全6面構成、残機制、即死性、1周エンドという形式を採用しています。敵や敵弾、障害物に接触すると1ミスとなり、すべての残機を失うとゲームオーバーです。ミス後は一定時間の待機状態となり、その場で復帰しゲームが継続されます。このゲームでは、ゲームオーバー後のコンテニュー表示中にクレジットを投入することでコンテニューが可能です。

操作方法

基本攻撃として「サイコ・ビーム」が存在します。これは、通常状態での攻撃方法で、Aボタンで発射できます。3段階まで強化することが可能ですが、ヒビの入っていない壁を破壊するには最大3回当てる必要があります。なお、移動しながらの射撃はできません。

パワールーム

パワールームはアイテムボックスに相当するオブジェクトで、これを通過することでキャラクターの攻撃力を強化することができます。破壊可能な壁の中に隠されていたり、壁が存在しない特定の地点に自動的に出現したりします。パワールームには「エレクトロ・ルーム」「エナジー・ルーム」「サイコ・ルーム」「マイナス・ルーム」の4種類が存在し、それぞれ主攻撃の威力強化、サイコエネルギーの増加、サイコボールの補給、サイコエネルギーの減少といった効果があります。

ルーム名概要
エレクトロ・ルーム主攻撃であるサイコ・ビームの威力を強化する。ビームは緑→青→赤の順に威力が上昇し、赤に到達すると利用できなくなる。
エナジー・ルームサイコエネルギーを4ゲージ追加。MAX状態の時は利用できない。
サイコ・ルームサイコボールを補給。所持数最大や変身中など一部状態では利用不可。
マイナス・ルームサイコエネルギーを8ポイント減少させる。通過するたびにエネルギーを失う。

アイテム

ゲーム内には様々なアイテムが存在し、その中で主要なものは「サイコ・ボール」「サイコ・ソード」「クリア・ポイント」「フル・ポイント」「タケノコ」「UFO」「風船」「トランプ」「タマゴ」「チェンジ・アイテム」「ターゲットポイント」「敵の進化・退化」「ガイコツ」「スペシャル・アイテム」などがあります。これらのアイテムはゲーム内で特定の操作や状況下で利用でき、ステージ進行やスコアアップ、特殊能力の使用、変身などに活用することができます。

アイテム効果
サイコ・ボール必殺技発動に使用。4個セットで旋回し、敵弾を防ぐ効果もある。
サイコ・ソード近接攻撃。壁や敵弾を破壊し、約64回使用可能。
クリア・ポイント画面上の敵を一掃し、パワーアップアイテムに変化させる。
フル・ポイントサイコエネルギーがMAXになる。
タケノコ破壊するとアイテムが出現。通過で一時的に操作不能になる。
UFO得点アイテム。取得高さでスコア変化。
風船得点アイテム。高得点取得でトランプが出現しやすくなる。
トランプ1UPアイテム。
タマゴスペシャルアイテムか敵が出現。
チェンジ・アイテム1Pと2Pの装備を入れ替える。2人プレイ専用。
ターゲットポイント取得者に攻撃集中。2人プレイ専用。
敵の進化・退化敵の進化または退化を促す。
ガイコツ装備・サイコエネルギーを全て失う。
スペシャル・アイテム変身可能。攻撃方法や耐久性が変化し、無敵化などの効果がある。

必殺技

必殺技はサイコ・ボールを1つ消費して発動し、サイコ・エネルギーの量により5種類の技「天地炸裂弾」「反復爆裂弾」「縦横無尽玉」「爆進直列弾」「飛翔撃滅弾」が使用可能になります。さらに、サイコ・エネルギーが最大かつサイコ・ボールが12個以上所持している場合、「究極奥義弾」を使用することができます。

必殺技エネルギー効果
天地炸裂弾0-4着弾点で上下に分裂する。
反復爆裂弾5-8前後に跳ね返る。
縦横無尽玉9-1245度に跳ね返る。
爆進直列弾13-16一直線に貫通。
飛翔撃滅弾17-20(MAX)2つに分裂し、蛇行して貫通。
究極奥義弾MAX+12以上渦状に広範囲を攻撃。全サイコ・ボールを消費。

プレイアブルキャラクター

『サイコソルジャー』のプレーヤーキャラクターとして選べるのは、麻宮アテナと椎拳崇の2人です。性能差はなく、彼らの間には主な違いはスペシャルアイテムを取った際の変身形態だけです。

麻宮アテナ

麻宮アテナは、1P側のキャラクターであり、16歳の女子高生です。彼女はごく普通の女子高生として過ごしながらも、生まれつき超能力を持つ特異な存在です。彼女の超能力はまだ不完全な状態で、その能力を最大限に引き出すためには歌を歌うことが必要です。アクションゲーム『アテナ』の主人公であるアテナ姫の子孫で、超能力は先祖代々受け継いできたものです。スペシャルアイテムを取った際には火の鳥に変身します。

椎拳崇

椎拳崇は、2P側のキャラクターで、麻宮アテナのパートナーである中国人です。彼は中国拳法の達人で、その超能力は厳しい修行によって後天的に身につけたものです。アテナからは「とっても頼れる助っ人」と評されており、彼女を「アテナはん」と呼ぶことで親しみを表現しています。スペシャルアイテムを取った際には、龍に変身します。

敵キャラクター

ゲームには進化・退化する敵キャラクターと独特のステージボスが存在します。昆虫、モグラ、魚、トカゲ型の敵キャラクターが各々進化し、特徴的な攻撃を行います。ステージボスはビルや岩壁に巣食う形で登場し、最終ボスは全敵の創造主で強力な攻撃と高い体力を持ちます。

通常の敵

特徴
メゾ・ゼール昆虫のような姿の幼生体。丸まって突進してくる。
メギド・ゼール進化体。体が一回り大きくなる。
ルメギド・ゼール最終形態。飛行して弾を放つ。
モグ・ゴルゴ地中移動のモグラ型。障害物無視で移動。
ガル・ゴルゴ岩の猿型。頭部を投げて攻撃。
バルガ・ゴルゴサイ型で電撃を放ち突進する。
ギド・ラゴス魚型の第1形態。進化でミド・ラゴス。
ミド・ラゴス半漁人で段上から攻撃。
アル・ドラゴトカゲ型の第1形態。
ダフ・ドラゴ進化形態で弾を放つ。
ゲルド・ドラゴ最終形態。飛行して弾を放つ。
ドロド・コーガマグマから出現し体当たり。
ゼブ・シグマ破壊時に破片が飛散。
グラ・シグマ漂いながら接近してくる。
ビビ・シグマ張り付いて攻撃してくる。
ウゾウ・ムゾウ編隊で飛来する小型敵。
ダフ君ゾンビ。変身中に倒すと変化することがある。
モームタマゴから出現。進化してメゾ・ゼールになる。

ボスキャラクター

通常のステージボスは、プレーヤーが進むステージの最後に現れる強力な敵キャラクターです。ステージボスを倒すことでステージをクリアすることができますが、第3面まではボス本体の撃破だけでなく、背後の壁を破壊することでもクリア可能です。

キャラクター特徴
ゼール・ゼブブ第1面のボス。ビルの窓から飛び出してくる。10匹倒すとクリア。
ドラ・ゴーン第2面のボス。龍の姿をしており、首を伸ばして攻撃。
ゴルゴ・メカベ第3面のボス。巨大な眼球を放り投げて攻撃。稀にアイテムに変化。
ラゴス・アゴン第4面のボス。魚型。弾と体当たりで攻撃。3体登場。
マ・グローン第5面のボス。巨大な青い顔を守りながら移動・攻撃。
シグ・ド・ダビデ最終ボス。長い首と高い体力でプレイヤーを追い詰める。

ステージ攻略

『サイコソルジャー』のステージは全部で6ステージです。第1面「都市」から始まり、第6面「屍愚魔体内」へ進む構成で、序盤は基本操作や敵の出現方向に慣れる内容、中盤は地形ギミックや強敵への対応、終盤は高耐久の敵とラスボス戦に備えた装備維持が重要になります。

第1面 都市

第1面 都市

第1面は、ビルが並ぶ都市を舞台にしたステージです。ゲーム開始直後のステージでありながら、上下や画面外に近い位置から敵が現れる場面があり、初心者にとっては意外とダメージを受けやすい構成になっています。まずは敵がどの方向から来るのかを覚え、死角からの攻撃に対応できるようになることが重要です。

このステージの大きな役割は、基本操作とサイコボールの使い方を覚えることです。通常攻撃だけで進もうとすると、素早い敵や予想外の方向から来る攻撃に押されやすくなります。危険な場面ではサイコボールを使い、敵をまとめて処理したり、壁の破壊を進めたりする判断が求められます。

ゼール・ゼブブ

ボスは「ゼール・ゼブブ」です。ビルに巣くうゼール・ゼブブを10体倒すか、ビルの壁をすべて破壊するとクリアになります。ゼール・ゼブブは動きが素早く、1体ずつ狙って倒そうとすると安定しにくい相手です。そのため、実戦ではサイコボールを撃ち込みながらビルの壁を破壊していく戦い方が有効です。

このボス戦では、特定の本体部位を狙うというよりも、ビルの壁そのものが攻略対象になります。弱点として考えるべきポイントは「壁」です。ゼール・ゼブブの動きに振り回されるより、壁を集中的に壊すことでクリア条件を満たす方が安全です。序盤のボスながら、敵本体を倒すだけが正解ではないことを教えてくれる戦闘になっています。

第2面 地下水路

第2面 地下水路

第2面は、地下水路を進むステージです。ここからトカゲのようなドラゴ系の敵が本格的に登場します。前半は第1面と近い感覚で進められますが、途中から「ダフ・ドラゴ」や「ゲルド・ドラゴ」が弾を撃つようになり、攻撃の密度が上がっていきます。

このステージで注意したいのは、サイコエネルギーの消耗です。敵の弾を受けたり、無理に攻めたりするとエネルギーを削られ、後半で苦しくなります。また、後半は足場が悪くなり、アイテムの数も少なくなるため、中盤までに装備を整えておくことが重要です。装備が弱いまま後半へ進むと、敵の攻撃と地形の悪さが重なって一気に不利になります。

ドラ・ゴーン

ボスは「ドラ・ゴーン」です。クリア条件は、壁を破壊するか、ドラ・ゴーンの頭を攻撃して倒すことです。明確な弱点は「頭」です。首が大きく動くため攻撃を当てにくい場面もありますが、ダメージを与えるには頭を狙う必要があります。

戦闘が始まったら、まず下から2段目の左側から現れるゲルド・ドラゴを倒すと安全に戦いやすくなります。その後は、ドラ・ゴーンの首の動きに合わせて電撃波を撃ち込み、吐いてくる火の玉をサイコボールで消しながら頭を攻撃します。首の動きが止まった後には突進攻撃が来るため、攻撃だけに集中せず、動きの変化を見て回避することが大切です。

このボスは、頭を正確に狙えるかどうかで難易度が大きく変わります。火の玉をサイコボールで処理しつつ、頭に攻撃を重ねれば比較的安定して倒せます。逆に、首や胴体の動きに惑わされて攻撃位置がずれると長期戦になりやすいため、弱点である頭を常に意識して戦う必要があります。

第3面 地下洞窟

第3面 地下洞窟

第3面は、地下洞窟を舞台にしたステージです。ここは序盤から中盤に入る最初の難関といえる内容で、「ガル・ゴルゴ」と「バルガ・ゴルゴ」という強敵が大量に出現します。敵の出現位置や行動を覚えていないと、画面内が敵の攻撃で埋まり、対応が追いつかなくなります。

ガル・ゴルゴは、耐久力のある頭を次々と転がしてくる敵です。放置すると画面中が頭だらけになり、逃げ場がなくなります。そのため、地面から出てくるポイントを覚え、出現した直後に素早く倒すことが重要です。また、頭を投げる際には上段にも攻撃判定が発生するため、位置取りにも注意が必要です。

バルガ・ゴルゴは、サイのような姿をした敵です。3方向へ電撃を放ち、しばらくすると前方へ突進してきます。この敵も放置するとサイコエネルギーを大きく削られる原因になります。出現と同時に攻撃を集中し、電撃を撃ってきたらサイコボールで消すと処理しやすくなります。装備がない場合は無理に戦わず、画面右上の死角へ逃げてやり過ごす判断も有効です。

ゴルゴ・メカベ

ボスは「ゴルゴ・メカベ」です。壁に目玉が付いたボスで、目玉からは電撃、下の口からはザコ敵や小さな目玉を出してきます。攻撃源が複数あるため、真正面から撃ち合うと押し負けやすい相手です。

このボス戦では、まず下の口を破壊することが重要です。口を残しておくとザコ敵や小さな目玉が増え、回避が難しくなります。口を破壊した後は、下から飛んでくる目玉や正面からの攻撃を避けながら、残りの壁を破壊していきます。

弱点としては、最初に壊すべき「口」と、最終的に破壊対象となる「壁」が攻略上の中心になります。とくに口は敵を生み出す危険な部位なので、優先して破壊することで戦況を安定させられます。また、戦闘中に下から飛んでくる「B」の玉を取るとサイコボールを補給できるため、長期戦では補給アイテムも重要になります。

第4面 地底湖・神殿

第4面 地底湖・神殿

第4面は、地底湖と神殿を舞台にしたステージです。これまでのステージよりも攻撃のテンポが速く、水中からの奇襲や噴水のような地形ギミックに注意する必要があります。敵の動きに慣れるまでは難しく感じやすいですが、行動パターンを覚えると第3面よりも安定して進めるようになります。

代表的な敵は「ミド・ラゴス」です。ミド・ラゴスは魚人型の敵で、水中に飛び込んだ後、水の中を移動します。そしてプレイヤーとY軸が合うと、同じ高さへ垂直に上昇して攻撃してきます。出現と同時に倒すのが理想ですが、水に入られた場合は下からの攻撃に警戒しなければなりません。

また、途中で2回登場する「ラゴス・アゴン」は大きな魚型の敵です。出現ポイントを覚え、サイコボールを撃ち込めば比較的倒しやすい相手です。ただし、敵に気を取られすぎると、下から吹き上げる噴水にぶつかる危険があります。このステージでは、敵だけでなく地形の動きも同時に見ることが大切です。

ラゴス・アゴン

ボスは「ラゴス・アゴン」です。道中に登場したラゴス・アゴンよりも耐久力が高くなったボスです。明確な部位弱点があるタイプではありませんが、攻略上は本体に電撃波とサイコボールを集中して当てることが重要です。

装備がある場合は、最下段で電撃波とサイコボールを撃ち続けることで短時間で倒せます。ただし、後方から来るギド・ラゴスには注意が必要です。背後の敵に気づかずに攻撃を続けると、不意にダメージを受ける危険があります。

装備がない場合は、正面から強引に撃ち合わない方が安全です。弾と水柱に注意しながら最上段で待機し、ラゴス・アゴンが左端から右端へ大ジャンプしたタイミングで最下段へ移動します。その後、再びラゴス・アゴンが大ジャンプして左端へ戻ってきたところに攻撃を入れ、すぐに最上段へ逃げます。この動きを繰り返すことで、装備が弱い状態でも粘り強く戦えます。

このボスの弱点は、部位というよりも「大ジャンプ後の攻撃タイミング」です。動きのパターンを見極め、安全に攻撃できる瞬間だけ本体へ撃ち込むことが攻略のポイントになります。

第5面 溶岩地帯・古代地層

第5面 溶岩地帯・古代地層

第5面は、溶岩地帯と古代地層を進むステージです。第3面に登場したガル・ゴルゴとバルガ・ゴルゴ、第4面のミド・ラゴスと似た動きをするドロド・ヨーガ、さらに噴き上げる溶岩が組み合わさっています。過去ステージの要素を混ぜ合わせた応用編のような構成です。

前半の溶岩地帯では、敵の出現ポイントと溶岩の噴き上げに注意しながら進みます。ガル・ゴルゴやバルガ・ゴルゴへの対処は第3面と同じで、出現直後に倒すことが重要です。ドロド・ヨーガは第4面のミド・ラゴスに近い動きをするため、下方向からの攻撃や急な接近に警戒する必要があります。

後半の古代地層は、前半よりも敵の数が少なくなります。そのため、バルガ・ゴルゴへの対応を間違えなければ、前半よりも進みやすい構成です。第5面全体では、これまでに覚えた敵の対処法をどれだけ安定して実行できるかが問われます。

マ・グローン

ボスは「マ・グローン」です。このボスの明確な弱点は「頭部」です。首には当たり判定がないため、首を攻撃してもダメージを与えられません。見た目では首も大きく目立ちますが、狙うべき場所はあくまで頭です。

戦闘では、ボスが出現する前から下から2段目に位置取り、攻撃を準備しておくと有利です。出現と同時に頭部へ電撃波とサイコボールを叩き込み、その後はボスの動きに合わせて頭の高さへ移動しながら攻撃を続けます。サイコボールを4〜5発当てることができれば撃破できます。

このボス戦では、弱点である頭部に素早く攻撃を集中させることが重要です。首を狙ってしまうと攻撃が無駄になるため、位置を調整しながら頭の高さに合わせて攻撃します。安全地帯を使う方法も知られていますが、成功が安定しないため、基本的には頭部を正確に狙う正攻法で戦う方が確実です。

第6面 屍愚魔体内

第6面 屍愚魔体内

第6面は、屍愚魔の体内を進む最終ステージです。ここでは耐久力の高いザコ敵と、再生する細胞壁が大きな脅威になります。装備を失うと火力不足になり、敵を処理しきれずに一気に追い込まれます。ラスボスまでミスを抑え、できるだけ装備と残機を温存することが重要です。

このステージでは、通常のザコ敵も非常に厄介です。「ウゾウ・ムゾウ」は緑色のザコ編隊で、他の敵の攻撃と重なると危険です。出現したらサイコボールで早めに一掃すると安全です。

「ゼブ・シグマ」は赤い物体で、倒すと少し間を置いてから分裂して飛び散ります。接近されると非常に危険なため、遠くにいるうちに倒すことが重要です。倒した直後も油断せず、分裂後の動きまで見て回避する必要があります。

「ピンクの敵」は、8つの物体がプレイヤーを囲むように迫ってきます。平らな地面にいる場合は、右側の1体を倒して横へ抜けることで対応できます。しかし、段差のある場所では逃げ道が限られるため、サイコボールの無敵時間を利用してしのぐ判断が必要です。

「ビビ・シグマ」は、耐久力の高い触手が突撃してくる敵です。近づかれると対処が難しくなるため、出現と同時に本体部分へサイコボールを撃ち込み、速攻で倒すことが理想です。最終ステージでは、敵を画面内に残さないことが生存率を大きく左右します。

ジグ・ド・ダビデ

ボスは「ジグ・ド・ダビデ」です。最終ボスにふさわしく非常に強力で、弱点は胸部分にあります。ダメージを与えるには、中央の段を中心に上下へ動きながら、胸の弱点へ攻撃を撃ち込む必要があります。頭や首ではなく、胸を狙うことが重要です。

ジグ・ド・ダビデの大きな首には、火球を吐く動きと突進する動きがあります。火球を吐く時はやや動きが遅く、突進する時は動きが軽くなります。首を縮めて一瞬止まった後、動きが軽い場合は突進が来るため、上下に大きく動いて避ける必要があります。

突進後も首の動きが軽いままの場合は、連続で突進してくることがあります。そのため、1回避けただけで安心せず、首の動きが遅くなるまで警戒を続けることが大切です。攻撃チャンスは限られていますが、中央の段を軸に動きながら胸の弱点へ撃ち込み続けることが攻略の基本になります。

最も大きなダメージを与えられる方法として、ミス後にUFOへ乗っている間、弱点部分へ密着して撃ち込む戦い方があります。ただし、この方法でも多くの残機が必要になります。つまり、ラスボス戦だけで無理に勝とうとするのではなく、最終ステージに到達するまでに残機をどれだけ温存できるかが重要です。

ジグ・ド・ダビデ戦の弱点は明確に胸部分です。首の動きに惑わされず、突進と火球を見極めながら胸へ攻撃を当てることが勝利への近道になります。最終ステージ全体を通して、装備維持、残機温存、敵の早期処理、そしてラスボスの胸への集中攻撃が攻略の柱になります。

エンディング

最終ボスを倒すとエンディングが表示されます。エンディング時のメッセージは次の通りです。

YOU DID IT!
CONGRATULATIONS!

IT WAS THE HARD AND
PAINFUL FIGHT.
HOWEVER, THE ENEMIES
CAUSED THE DARKNESS TO
THE WORLD WERE DEFEATED
BY THE BRAVE WARRIORS,
AND THE WORLD GOT BACK
THE LIGHT NOW.

LISTEN CAREFULLY!
YOU WILL HEAR ATHENA
SINGING FOR THE VICTORY

THIS FIGHT WILL BE
CLEARLY REMAINED IN
EVERYONE’S HEART FOR
EVER AND EVER.

GOODBY, ATHENA.
SEE YOU AGAIN!

WE, ALL OF STAFFS,
RESPECT YOUR SPIRIT
AND SKILL TO HAVE
CONQUERED THIS HARD
ADVENTURE, THANK YOU!

PRODUCED BY
SNK ELECTRONICS CORP.

©1987 SNK ELECTRONICS CORP.

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