ファミリーコンピュータ版『メトロクロス』時間との戦いが熱い障害物競走

『メトロクロス』は、1986年12月16日にナムコから発売されたアクションゲームです。プレイヤーはランナーを操作し、制限時間内に障害物だらけのコースを走り抜けてゴールを目指します。舞台は巨大な建造物の内部を思わせる不思議な空間です。物語では、正体も現在地も分からない主人公が出口を探して走り続けます。現実へ戻るための悪夢のような競走が、全編を通じて描かれます。

基本操作は移動とジャンプですが、単純に走るだけではクリアできません。床には落とし穴や滑りやすいスリップゾーンがあり、巨大なジャンボ缶や転がってくる障害物も進路をふさぎます。上を通ると爆発するクラッカーは、タイミングよく踏むことで大きなジャンプにも利用できます。ジャンプ台が連続して置かれた場所では、ボタンを押したまま着地すると、勢いを保って次々に跳び移れます。

コース上の青いアルミ缶を踏みつぶすと、残り時間が2秒間停止します。ゴールまでの余裕を作れるため、遠回りにならない缶は積極的に狙いたいところです。缶を蹴り続けた場合は、100点、500点、1000点、2000点、5000点と得点が上昇します。時間を優先して踏むか、得点を狙って蹴るかという判断が生まれます。すべての缶を処理するより、進行方向にある缶だけを利用することが攻略の基本です。

同じラウンドで落とし穴に4回落ちると「ZAPPED!」と表示され、そのラウンドの最初から再挑戦できます。即座にゲームオーバーになるわけではないため、難所の動きを覚える機会が残されています。最高速度で走りながらクラッカーへ乗る操作や、障害物の配置を先読みする技術も重要です。短い操作体系の中に、タイム短縮、得点稼ぎ、コース攻略が凝縮されており、繰り返すほど走り方が洗練される作品です。

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