アーケードゲーム版『プーヤン』は、1982年11月にコナミから発売されたアーケード向けシューティングゲームです。開発も同社が担当しました。プレイヤーは、オオカミにさらわれた子ブタの「プーヤン」を救うため、弓矢を持った母ブタとなって風船に乗って降下・上昇してくるオオカミたちを撃ち落とします。単純ながらも中毒性の高いゲームシステムと、可愛らしい動物キャラクターのギャップが特徴で、国内外で人気を博し、後の家庭用ゲーム機にも多数移植された名作です。
ゲーム概要
『プーヤン』は、画面左側のゴンドラに乗ったMAMAを上下に動かし、右側から現れる狼の風船を弓矢で割っていくゲームです。狼を子どもたちへ近づけないように倒していき、ラウンドごとの条件を満たすと次の場面へ進みます。
通常ラウンドは、降りてくる狼を防ぐ面と、崖上へ向かう狼を止める面の2種類です。前者では画面下へ抜けそうな狼を落とし、後者では崖上に狼を集めさせない動きが軸になります。固定の最終面で終わるタイプではなく、ラウンドを重ねながら狼の出現数、速度、間隔が厳しくなっていきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 固定画面アクション / シューティング |
| 操作キャラクター | MAMA |
| 主な攻撃 | 弓矢、肉 |
| 通常面 | 降りてくる面と崖上へ向かう面が交互に進む |
| 進行形式 | ラウンドを重ねるループ型 |
画面の見方
画面右側にはMAMAのゴンドラがあり、上下移動で弓矢の高さを合わせます。右側から来る狼は風船につかまって移動しており、風船を割ると狼は落下します。弓矢は横方向へまっすぐ飛ぶため、風船と高さがずれるとほとんど当たりません。
画面上にはスコア、ハイスコア、残機、ラウンド表示、旗の数字などが並びます。旗の数字はラウンド中の進行状況を読む目安です。降りてくる面では残りの狼、崖上へ向かう面では崖へ到達した狼の数を意識しておくと、危ない場面を早めに察知できます。
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| MAMA | プレイヤーが上下に動かす母親 |
| ゴンドラ | MAMAの移動範囲。上下移動で狙いを合わせる |
| 狼 | 風船で移動し、子どもたちを狙う敵 |
| 風船 | 弓矢で割ると狼を落とせる |
| 旗の数字 | ラウンド中の残り数や到達数を読む表示 |
操作方法
操作は上下移動と1ボタンです。左右移動がないため、狙いは高さ合わせで決まります。目についた狼を追いかけて大きく上下に動くと、別の高さに出た狼への対応が遅れます。撃ったあとに画面中央付近へ戻る意識を持つと、次の狼へ合わせやすくなります。
| 操作 | 内容 | 攻略での使い方 |
|---|---|---|
| 上入力 | MAMAのゴンドラを上へ動かす | 高い位置の風船を狙う |
| 下入力 | MAMAのゴンドラを下へ動かす | 下へ抜けそうな狼を追う |
| ボタン | 弓矢を撃つ | 風船と高さを合わせて撃つ |
肉は弓矢とは別に登場する特殊攻撃です。操作そのものよりも、どの場面で当てるかがスコアに直結します。狼が重なった場面に合わせれば、複数撃破と高得点を同時に狙えます。
2つの面構成
通常ラウンドでは、ROUND 1とROUND 2は40体、ROUND 3以降は48体を目安に狼を処理していきます。序盤2ラウンドで操作を覚え、ROUND 3から敵の密度が一段上がる流れです。
| ラウンド | 内容 | 狙い |
|---|---|---|
| ROUND 1 | 降りてくる狼を防ぐ | 下まで抜ける前に風船を割る |
| ROUND 2 | 崖上へ向かう狼を止める | 崖上の狼を増やさずボス狼へつなぐ |
| ROUND 3 | 降りてくる面の強化版 | 増えた狼を弓矢と肉で処理する |
| ROUND 4 | 崖上へ向かう面の強化版 | 危ない高さの狼を先に落とす |
崖上へ向かう面では、崖の上に狼が7匹そろうと大きな岩を落とされます。この面では、画面内の狼を見た順に撃つより、上へ向かう狼を早めに止める方が安定します。最後のボス狼を倒せばクリアなので、ボス狼が出る前に崖上の数を抑えておく流れが理想です。
狼の攻め方
狼の出方は、ラウンドが進むほど厳しくなります。序盤は同時に出る数が少なく、弓矢の高さ合わせにも余裕があります。中盤からは出現間隔が短くなり、後半は最大6体まで画面に出ます。1匹を追いすぎると、別の高さの狼が一気に危険な位置へ進みます。
| 進行状況 | 狼の出方 | 立ち回り |
|---|---|---|
| 序盤 | 同時出現が少なく、間隔も長め | 中央付近を保ち、弓矢の高さ合わせを覚える |
| 中盤 | 狼の数が増え、上下移動が忙しくなる | 下へ抜ける狼や崖へ近い狼を先に落とす |
| 後半 | 最大6体まで重なり、間隔も短い | 肉で画面内の狼を減らし、追い込まれる前に切り返す |
降りてくる面では、画面下へ抜けそうな狼を最優先で落とします。上側の狼を追いかけすぎると、下側の対応が遅れます。崖上へ向かう面では、画面中央より上にいる狼を早めに処理し、崖上へ到達する数を増やさない動きが安定します。
スコア仕様
通常ラウンドの基本得点は、弓矢で狼の風船を割ったときの200点です。安全に進めるだけなら弓矢の命中率が第一ですが、スコアを伸ばすなら肉による複数撃破が欠かせません。肉は1体目400点、2体目800点、3体目以降1600点と伸びるため、弓矢だけで進むプレイとは得点差が大きく開きます。
| 場面 | 点数 | 狙い方 |
|---|---|---|
| 弓矢で狼の風船を割る | 200点 | 通常ラウンドの基本得点 |
| 肉で1体目を倒す | 400点 | 単発でも弓矢より高い |
| 肉で2体目を倒す | 800点 | 2体巻き込みで合計1200点 |
| 肉で3体目以降を倒す | 1600点 | スコア稼ぎの中心 |
| 低位撃破や演出系の加点 | 50点、100点など | 通常プレイ中の細かな加点 |
エクステンド前は、無理な3体巻き込みよりも、2体巻き込みを確実に取る方が残機を守りやすくなります。弓矢で危険な狼を落とし、画面内に余裕を作ってから肉を合わせる流れが安全です。
肉の使い方
肉は高得点を狙うための攻撃であり、画面内の狼を減らす切り返しにもなります。1体だけに当てると400点ですが、2体なら400点と800点、3体ならさらに1600点が入り、合計2800点まで伸びます。3体目以降は1600点まで伸びるため、危険がない場面なら狼が固まるのを待つ価値があります。
ただし、待ちすぎると狼に下へ抜けられたり、崖上へ到達されたりします。2体を巻き込めるなら早めに使い、3体以上を狙える形が見えたときだけ少し待つ。この判断が扱いやすいです。高得点を狙う場面と、生き残るために使う場面を分けると安定します。
| 状況 | 肉の狙い |
|---|---|
| 狼が1体だけ離れている | 弓矢で処理し、肉は温存する |
| 2体が近い高さにいる | 早めに使って1200点を取る |
| 3体以上が重なり始めた | 1600点まで伸ばすチャンス |
| 崖上へ向かう狼が多い | 得点よりも画面整理を優先して使う |
ボーナス面
通常ラウンドの合間にはボーナスステージが入ります。ここでは通常面とは違う形で狼を倒し、終了後にはPOINT、MEAT、WOLFの集計が表示されます。WOLFは倒した狼に関する成績、MEATは肉の使い方に関する評価として見ると、結果画面の意味を追いやすくなります。
好成績時にはPERFECTやDOUBLE PERFECTの表示が出ることがあります。まずは狼を逃さず倒し、WOLFの集計を伸ばす意識で挑むとよいです。ボーナスステージ中もROUND表示は直前の通常ラウンドを引き継ぐため、表示だけを見ると少し紛らわしく感じます。
| 表示 | 意味合い |
|---|---|
| POINT | ボーナスステージの得点集計 |
| MEAT | 肉の使い方に関する評価 |
| WOLF | 倒した狼に関する成績 |
| PERFECT | 好成績時に出る評価表示 |
| DOUBLE PERFECT | さらに高い成績時に出る評価表示 |
残機と設定
残機数やエクステンド条件は筐体設定で変わります。残機は3機、4機、5機の設定があり、エクステンドは30,000点開始または50,000点開始の2系統です。タイトル画面にもボーナス条件が表示されるため、プレイ前に確認しておくと目標スコアを決めやすくなります。
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 残機 | 3機、4機、5機 |
| エクステンド設定A | 30,000点で初回、以後70,000点ごと |
| エクステンド設定B | 50,000点で初回、以後80,000点ごと |
| 難度 | 複数段階から設定 |
| デモサウンド | オン / オフ |
初回エクステンドまでは、肉の大きな得点よりもミスを減らす動きが安定します。弓矢で200点を積み重ね、2体巻き込みの肉を何度か決められれば、無理な稼ぎをしなくてもスコアは伸びます。残機を守りながらボーナスステージへつなぐ流れが、長く遊ぶ近道です。
攻略の流れ
序盤の狙いは、弓矢の高さ合わせに慣れることです。ROUND 1では、画面中央付近の狼を基準にして上下移動の幅を小さく保つと、次の狼にも合わせやすくなります。上端や下端まで追いかけすぎると、反対側の高さに出た狼への対応が遅れます。
ミスが増える原因は、1匹の狼を追いすぎてゴンドラの位置が大きくずれることです。上端で撃った直後に下側へ狼が出ると、移動が間に合わなくなります。撃ったあとは中央へ戻る意識を持つと、次の高さに対応しやすくなります。
ROUND 2では、崖上へ向かう狼を優先して止めます。画面内の狼を見た順に撃つより、上へ行かれると危ない狼を先に落とします。崖上に狼が増えるほど岩イベントに近づくため、ボス狼が出る前に余裕を残しておくとクリアが安定します。
中盤の狙いは、弓矢と肉の役割を分けることです。1匹だけ離れている狼は弓矢で落とし、2匹以上が近い高さに重なったら肉を狙います。3体以上を巻き込めると得点が大きく伸びますが、待ちすぎると画面内の狼が増えすぎます。2体を巻き込める場面なら、早めに使ってしまう判断も強いです。
後半の狙いは、画面内の狼を増やしすぎないことです。同時に出る狼が最大6体になると、1回の空振りが次の危険につながります。ゴンドラを中央付近へ戻す意識を持ち、上下端に張り付かないように動くと、次の狼へ対応しやすくなります。
ボーナスステージでは、通常ラウンドとは別の得点機会として、狼を逃さず倒すことを優先します。ボーナス後は次の通常ラウンドへ戻るため、再開直後の数匹を丁寧に処理すると流れを戻しやすいです。
©1982 KONAMI

