アーケード版『ブレイカーズ・リベンジ』極限まで磨かれた2D格闘の結晶

1998年にビスコから登場した『ブレイカーズ・リベンジ』は、1996年に発売された『ブレイカーズ』を基礎に、使用人物と対戦内容を拡張した対戦格闘ゲームです。世界最強を決める格闘大会を舞台に、空手家、プロレスラー、剣士、アラブの大富豪など、出身地も戦法も異なる格闘家が戦います。本作では忍者の飛影才蔵が新たに加わり、最終ボスの黄白虎も特定の操作によって使用できます。

操作はパンチとキックの弱強を使い分ける4ボタン方式です。通常技から必殺技、必殺技から超必殺技へ攻撃をつなげられ、短い隙から大きな損害を与える連続技を狙えます。人物ごとに前方移動や後退の動作が異なり、走る、跳ぶ、転がるなど外見と戦法に合った動きを見せます。倒された後に前後へ移動しながら起き上がれるため、相手の追撃を避ける方向を選ぶことも重要です。

画面下のパワーゲージは最大3本まで蓄積できます。必殺技を出す、攻撃を受ける、ダッシュや挑発などの行動を取ることで増え、1本を消費すると超必殺技を使用できます。複数本を持っていれば、超必殺技から別の超必殺技へつなぐ攻めも可能です。ゲージが比較的たまりやすいため、大技を最後まで温存するだけでなく、反撃や連続技へ積極的に使う判断が試合の流れを変えます。

飛影才蔵は素早い移動と忍術を得意とし、既存人物とは異なる速度の攻めを持ち込みました。神威翔やティア・ラングレーなど従来の格闘家も、分かりやすい必殺技と個性的な連続攻撃を備えています。人物数は大規模な作品ほど多くありませんが、その分だけ対戦相手の技や距離を覚えやすく、攻防の理解を深められます。攻撃を受けた後にも反撃できる場面があり、見た目上の連続攻撃が必ず成立するとは限りません。軽快な操作と連続技の自由度がかみ合い、対戦を重ねるほど独自の駆け引きが見えてくる作品です。

©1998 VISCO CORP.

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