PlayStation版『サムライスピリッツ 剣客指南パック』は、SNKの武器対戦格闘ゲーム『サムライスピリッツ』と『真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変』を1本に収録した作品です。1998年3月26日に発売されました。シリーズの出発点と、その仕組みを発展させた第2作を続けて遊べます。登場人物や操作の変化を比べたい場合にも適した内容です。
初代『サムライスピリッツ』では、復活した天草四郎時貞の野望を阻止するため、武器を持つ12人の剣士が戦います。覇王丸、ナコルル、橘右京、服部半蔵、ガルフォード、柳生十兵衛、シャルロットなどが登場しました。当時の対戦格闘ゲームでは珍しかった武器による攻撃を中心とし、素手の打撃とは異なる長い間合いと高い威力を表現しています。
初代の戦闘では、弱斬り、中斬り、強斬りと蹴りを使い分けます。強斬りは動作が大きい一方、命中すれば相手の体力を大幅に減らせます。相手の攻撃が届かない位置で待ち、空振りした隙へ斬撃を当てることが重要です。怒りゲージが最大になると攻撃力が上昇し、劣勢から逆転できる機会が生まれます。
『真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変』では、羅将神ミヅキによる災いを止める戦いが描かれます。牙神幻十郎、チャムチャム、ナインハルト・ズィーガー、花諷院和狆が新たに加わりました。前作の人物にも技や動作が追加され、攻撃を避ける伏せ、前転、後転などを使えるようになっています。
怒りゲージが最大になると、武器破壊必殺技を発動できます。命中した相手の武器は破壊され、黒子が新しい武器を運んでくるまで素手で戦わなければなりません。武器を失うと攻撃範囲や必殺技が制限されるため、試合の流れが大きく変化します。通常の必殺技を超える秘奥義を持つ人物もいます。
2作品とも、連続技を長くつなぐことより、間合いと一度の斬撃を重視しています。初代の簡潔な攻防と、『真』で追加された多彩な動作を1本で比較できる点が本作の魅力です。読み込みや映像表現にはPlayStation向けの調整がありますが、『サムライスピリッツ』初期作品の変遷をまとめて体験できます。
