『餓狼伝説2~新たなる闘い~』は、SNKが1992年に発売した対戦格闘ゲームです。『餓狼伝説~宿命の闘い~』の続編にあたり、前作から登場するテリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシに、新たな格闘家を加えた8人を操作できます。世界各地を舞台にした格闘大会へ参加し、通常の対戦相手を倒した後は、大会の裏で動く強敵たちとの戦いへ進みます。
新たに加わった人物には、不知火流忍術を使う不知火舞、テコンドーの使い手であるキム・カッファン、巨体を生かして戦うビッグ・ベアなどがいます。人物ごとに移動速度、攻撃範囲、必殺技の性質が異なり、近距離で連続して攻める人物もいれば、相手との距離を保ちながら戦う人物もいます。自分が扱いやすい人物を選び、通常技と必殺技が届く距離を覚えることが基本です。
前作から引き継がれた「2ラインバトル」も改良されています。戦場には手前と奥の2本のラインがあり、別のラインへ移動して攻撃を避けたり、相手を追いかけたりできます。奥行きを使って飛び道具をかわすこともできますが、移動を読まれると別ラインから攻撃を受けます。平面上の左右だけでなく、手前と奥を含めて相手の位置を考える必要があります。
体力が一定以下まで減少すると、通常の必殺技を上回る「超必殺技」を使用できます。追い詰められた側にも逆転の可能性が残されるため、優勢な側も最後まで油断できません。超必殺技は入力が難しく、相手の隙を見つけて正確に出す技術が求められます。
使用可能人物の増加、4つの攻撃ボタン、進化した2ラインバトル、超必殺技の導入により、前作より対戦の選択肢が大きく広がりました。世界を巡る大会の華やかさと、体力が減ってから生まれる緊張感を備え、後の『餓狼伝説』シリーズの方向性を形作った作品です。
©1993 SNK
