アーケードゲーム『スペースパニック』怪物を穴に落として倒す基本ルール・得点システム・実践攻略

『スペースパニック』は、ユニバーサルが1980年に発売したアーケード向けの固定画面プラットフォームアクションです。縦長の画面に並ぶ足場とはしごを移動し、穴を使ってスペースモンスターを全滅させます。1人プレイのほか、2人が交互に遊ぶ形式にも対応しています。

主人公にはジャンプがなく、4方向レバーと「掘る」「埋める」の2ボタンで状況を切り開きます。敵を穴へ落とすだけでは倒せません。通常は、敵が脱出する前に穴を埋め、種類ごとの最低段数まで下へ落とします。床へ穴を仕込む順序と、敵を誘い込むタイミングが攻略を左右します。

画面内の敵をすべて倒せば面クリアとなり、酸素ボーナスが加わります。時間をかけて深く落とすと敵の得点は伸びますが、酸素ボーナスは減ります。画面表示、操作、敵の違い、面進行、得点条件を把握すると、生存とスコアのどちらを優先するか判断しやすくなります。

目次

ゲーム概要

舞台は、複数段の足場とはしごで構成された縦画面です。画面はスクロールせず、主人公、敵、掘った穴の位置を一度に見渡せます。各面には3体、5体、7体のいずれかの敵が登場し、穴を使って全滅させるとクリアです。

通常の倒し方では、MONSTERよりもBOSSとDONに深い落下が必要です。面をクリアすると酸素ボーナスが得点へ加算され、次の面へ進みます。1人プレイのほか、得点、残機、面進行を別々に保つ2人交互プレイも選べます。

固定の最終面やエンディングはなく、16面を終えると7~16面に相当する10種類の難度パターンが循環します。表示上の面数は増え続けるため、残機が尽きるまで高得点を目指すループ型の構成です。

画面の見方

プレイ中は、足場のつながりと敵の位置だけでなく、酸素と残機も同時に見ます。特にBOSSやDONを狙う場面では、上下の床に穴を並べられる位置があるかを先に確かめると、落下を途中で止めずに済みます。

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画面内の要素役割と見方
1ST・2ND1人目と2人目の得点を表示します。
中央上部ハイスコア名とハイスコアを表示します。
主人公足場とはしごを移動し、向いている側の床を掘るか埋めます。
接触するとミスになる対象です。通常は穴へ落とし、必要な段数だけ落下させます。
敵を捕らえるほか、主人公が下段へ移動する通路にもなります。
酸素制限時間を示します。ゼロになるとミスになり、残量はクリア得点にも関係します。
残機残機数を示します。
面番号現在挑戦している面を示します。

操作方法

穴の左右は2つのボタンで選ぶのではなく、主人公が向いている方向で決まります。狙う床の隣まで移動したら、先に左右入力で向きを合わせてからボタンを押します。

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操作内容攻略での使い方
レバー左・右足場を左右へ移動し、主人公の向きを変えます。敵と主人公の間に穴を作り、穴とは反対側へ退ける空間を残します。
レバー上はしごを上ります。上下の穴をそろえるときに、次の床へ移動します。
レバー下はしごを下りるか、完全な穴から下段へ移動します。はしごまで戻らずに下段へ移りたい場面で、完成した穴を通路に使えます。
掘るボタン向いている側の床を1段階掘ります。3回で完全な穴になります。敵が触れる前に3段階まで掘り切れる距離を確保してから使います。
埋めるボタン向いている側の穴を1段階埋めます。3回で床が閉じます。敵が穴へ入ったら切り替え、脱出される前に閉じ切ります。
両ボタン同時掘る操作が優先されます。埋める場面での同時押しを避けると、意図しない掘り直しを防げます。

ジャンプ操作はありません。敵を飛び越せないため、逃げ道を残さずに穴を掘り始めると接触を避けにくくなります。はしごと穴のどちらから下段へ移るかを、敵との距離で選びます。

敵の種類と変化

敵はMONSTER、BOSS、DONの3種類です。どの敵も穴に入っただけでは撃破になりません。通常は、穴を埋めて下段へ落とし、種類ごとの最低段数へ到達させます。敵へ接触するか噛みつかれると、残機が1つ減ります。

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通常撃破の最低落下穴から脱出した後
MONSTER1段2面以降はBOSSへ変わり、速くなります。
BOSS2段2面以降はDONへ変わり、速くなります。
DON3段種類は変わりませんが、行動は速くなります。

1面では、穴から逃げた敵の種類は変わりません。2面以降は、MONSTERとBOSSを仕留め損ねるほど上位の敵が増えます。敵を落とす前に、穴を閉じ切れる距離があるかを見ておくと、画面内の敵数を着実に減らせます。

穴と連続落下

BOSSとDONを通常の方法で倒すには、穴を縦にそろえた連続落下が必要です。上段で敵を捕らえた後に下段を掘り始めると、準備中に逃げられるおそれがあります。上下の穴を先に用意できる配置かどうかを、敵を誘い込む前に確認します。

縦にそろえた穴へ2体以上の敵を入れ、上の敵を下段の敵へ落とすと、複数を同時に倒せます。ただし、同時撃破だけの倍率はありません。倒した各敵の種類と落下段数に応じた得点が合計されます。敵数を安全に減らせる配置で狙う方が安定します。

面進行と敵構成

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敵数開始時の構成
1~3面3、5、7体MONSTERのみです。
4~6面3、5、7体BOSSが1体加わり、残りはMONSTERです。
7~15面3、5、7体を反復BOSSとDONが1体ずつ加わり、残りはMONSTERです。
16面7体MONSTERが5体、BOSSとDONが1体ずつです。
17面以降3、5、7体7~16面相当の構成を循環し、表示上の面数は増え続けます。

16面までは、敵の行動速度が段階的に上がります。17面以降は難度パターンが循環する一方、MONSTERは13面以降、最も速い状態です。後半では多数の穴を同時に作るより、1つの落下経路を完成させてから次へ移る方が安定します。

スコア仕様

敵の得点は、種類と落下段数の組み合わせで決まります。通常撃破の最低段数を超えて深く落とすほど高得点ですが、準備に時間がかかります。

落下段数得点
MONSTER1段100点
MONSTER2段200点
MONSTER3段300点
MONSTER4段500点
MONSTER5段800点
BOSS2段300点
BOSS3段500点
BOSS4段800点
BOSS5段1,200点
DON3段800点
DON4段1,200点
DON5段2,000点

面クリア時には、残った酸素ボーナスがそのまま加算されます。倍率はありません。深い落下を狙って時間を使うほど、酸素ボーナスは減ります。敵の得点とクリア時の加算を合わせて伸ばすには、酸素の余裕を見て落下段数を選びます。

酸素ボーナス開始値1回の減少量
1~3面2,000点分20点分
4~6面3,000点分30点分
7~9面4,000点分40点分
10面以降5,000点分50点分

どの面区分でも、酸素ボーナスは100回の減少で0になります。得点は10点刻みで表示されます。999,990点を超えると、得点表示は再び低い値へ戻ります。

残機とミス

初期残機数は標準設定で3、筐体設定によって4へ変更できます。敵への接触や噛みつき、酸素切れで残機が1つ減り、0になるとゲームオーバーです。2人交互プレイでは、得点、残機、面進行がプレイヤーごとに分かれています。

エクステンドは標準設定の3,000点、または変更後の5,000点に到達したときに残機が1つ増えます。獲得できるのは各プレイヤーにつき1ゲームで1回だけです。タイトル画面に表示される基準点を確かめれば、そのプレイで狙うべき得点が分かります。

酸素警告と演出

酸素が少なくなると、警告音が4回断続して鳴ります。残り時間が少ない合図です。エクステンドを獲得したときにも専用音が鳴ります。面をクリアすると、酸素ボーナスが得点へ加わり、専用音とともに次の面へ進みます。ハイスコアを更新してゲームを終えた場合は、最大9文字のネームエントリーへ移ります。4方向レバーで文字を選び、どちらのボタンでも決定できます。

攻略の流れ

開始直後の狙いは、MONSTERを1段落下で確実に減らすことです。敵が触れる距離へ来てから掘り始めると、完全な穴になる前に逃げ道を失います。左右どちらかへ退ける床を選び、敵との間隔があるうちに穴を完成させるのが先決です。敵が入ったら埋める操作へ切り替え、脱出前に床を閉じます。

4面以降の狙いは、BOSS用の2段経路です。上下の穴を準備できる配置では、下側から作り、最後に敵を捕らえる上側の穴を完成させると連続落下へつなげやすくなります。近くのMONSTERは先に倒し、掘っている間に接触してくる敵の数を減らします。

7面以降は、DONを3段落とせる縦の経路が必要です。途中の床へ別の敵がいる場合は、上から敵を落として共倒れを狙えます。重なりを待って酸素を減らすより、用意できた経路で敵数を減らす方が安定します。

敵が速くなってからは、掘りかけの床を広げすぎず、完成と埋め戻しを1箇所ずつ終わらせます。穴を閉じ切れないと判断した場面では、無理に敵を入れません。距離を取り直してから再び狙います。

酸素警告が鳴った後は、新しい落下経路を増やさず、得点より面クリアを優先します。残った敵の種類から最低限必要な穴の数を逆算し、深い落下による上積みは控えます。用意済みの経路へ狙いを絞る方が、酸素切れを避けやすい進め方です。

攻略まとめ

敵を穴へ入れる前に、2点を確認します。穴を閉じ切れる距離があるか、必要な段数の穴が下までそろっているかです。どちらかが欠けていれば、掘り始める位置を変えます。この判断を守ると、仕留め損ねた敵に追い詰められる場面を減らせます。

得点を狙うときは、深い落下の上積みと酸素ボーナスを比べます。警告前は敵の得点を伸ばす余地があり、警告後は面クリアへ切り替える合図です。敵が速い面では仕掛けを広げすぎず、完成できる1つの経路へ集中します。

(C) UNIVERSAL 1980

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