PlayStation版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’97』三種の神器が挑むオロチ最終戦

PlayStation版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’97』は、SNKの対戦格闘ゲーム『KOF』シリーズ第4作を家庭用へ移植した作品です。1998年5月28日に発売されました。草薙京と八神庵の対立、オロチ一族の暗躍を描いてきたオロチ編の完結作です。3人1組のチーム戦と、人物の組み合わせによって変化する物語を楽しめます。

新チームとして、七枷社、シェルミー、クリスによるニューフェイスチームが参戦します。3人は音楽活動のために大会へ参加しますが、戦いの裏では別の目的を持っています。山崎竜二、ブルー・マリー、ビリー・カーンによる’97スペシャルチームも登場しました。草薙京を一方的に師匠と慕う高校生の矢吹真吾も加わります。

通常のチームを選ぶほか、好きな3人を自由に組み合わせることも可能です。正式なチームで進めると、人物関係を反映した会話や専用エンディングを見られます。草薙京、八神庵、神楽ちづるを同じチームへ入れると、三種の神器に関わる特別な結末へつながります。対戦だけでなく、編成を変えて物語を探す楽しみがあります。

戦闘開始前には、アドヴァンストとエキストラのどちらかを選びます。アドヴァンストでは走りと前転、後転を使用し、攻撃や防御でパワーゲージをためます。最大3本のゲージを保持でき、超必殺技や攻撃力を高めるMAX発動へ利用できます。接近して攻め続けたい人に扱いやすいモードです。

エキストラでは前方ステップと攻撃避けを使い、任意の動作でパワーゲージをためられます。体力が減ると超必殺技を使いやすくなるため、追い詰められてからの逆転を狙えます。過去2作品に近い操作を好む場合や、相手との間合いを維持して反撃したい場合に適しています。

終盤では、オロチの血に目覚めた八神庵とレオナ、正体を現した社、シェルミー、クリスが登場します。最後に復活するオロチは、飛び道具や広範囲の攻撃を使う強敵です。隠し操作によって、暴走した人物やオロチの力を解放したニューフェイスチームを対戦で使用できます。PlayStation版では最終ボスのオロチも条件を満たすことで操作可能です。

本体とCD-ROMだけで動作する一方、試合前などにデータの読み込みが入ります。キャラクターの動きや一部の演出にも機種向けの調整があります。2種類のシステム、豊富な隠しキャラクター、オロチ編の結末をPlayStationで楽しめる作品です。

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