アーケード版『ロン・二人麻雀』は、1980年にサンリツ電気株式会社よりリリースされたアーケード用の麻雀ゲームです。本作は、1980年代初頭のビデオ麻雀黎明期において、コンピューターとの1対1の対局をメインに据えた「二人打ち麻雀」の形式を採用しています。当時の限られた演算能力の中で、麻雀のアルゴリズムを構築し、プレイヤーが手軽に本格的な対局を楽しめるよう設計されているのが特徴です。後の麻雀ゲームのスタンダードとなる操作体系やルールの基礎を築いた一作であり、シンプルなドット絵と牌のグラフィックが当時のアーケードゲームセンターの雰囲気を色濃く反映しています。流通数が限られていたことから、初期のビデオ雀荘文化を紐解く上で非常に歴史的価値の高い作品です。
©1980 サンリツ電気株式会社