アーケード版『スーパーカーV-12』は、1978年に株式会社関西精器製作所より発売されたレースゲームです。本作は当時、日本中で巻き起こっていた空前の「スーパーカーブーム」を背景に制作されました。プレイヤーはスーパーカーの運転席を模した筐体に座り、ハンドルやアクセルを駆使してコースを疾走します。関西精器製作所が得意とした精密な機械技術と、当時の初期の電子映像技術を組み合わせた構成となっており、V型12気筒エンジンをイメージさせる力強いタイトル名に違わぬ、スピード感あふれるプレイ体験を目指して開発されました。実写フィルムを使用する手法やドット絵による表現など、当時の試行錯誤が詰まった一台であり、子供たちにとって憧れの対象であった高級車を疑似体験できる娯楽作として、ゲームセンターやデパートの屋上で親しまれました。
©1978 KANSAI SEIKI
