『マネーアイドル エクスチェンジャー』は、フェイスが開発し、1997年にネオジオの業務用システムMVS向けに発売した対戦パズルゲームです。日本の硬貨を題材にしており、同じ金額の硬貨をまとめて上位の硬貨へ両替しながら盤面を整理します。魔法少女作品を思わせる人物や演出を取り入れ、主人公の三越さくらと高島あさひが、正義の両替戦士として個性的な対戦相手へ挑みます。
画面下部の人物を左右へ動かし、列に並んだ硬貨を吸い取って別の場所へ投げ戻します。登場する硬貨は1円、5円、10円、50円、100円、500円の6種類です。1円、10円、100円は同じ金額を5枚そろえると上位の硬貨へ変わり、5円、50円、500円は2枚をそろえることで両替されます。例えば1円玉5枚は5円玉1枚となり、5円玉2枚は10円玉1枚となります。最後に500円玉を2枚そろえると盤面から消去されます。
硬貨が上位の金額へ変わったことで別の組み合わせが完成すると、連続両替が発生します。複数の両替を連鎖させるほど、相手側へ大きな攻撃を送ることができます。価値の低い硬貨を単に消すのではなく、最終的に500円玉まで育てる順番を考える必要があります。盤面全体の同額硬貨を上位へ変えるRUや、特定の金額をまとめて消すERなどの特殊アイテムもあり、危険な状況からの逆転に役立ちます。
硬貨が画面下部まで到達すると敗北になります。低額硬貨をためすぎると盤面を圧迫しますが、無計画に両替すると必要な硬貨が離れて連鎖を作りにくくなります。相手から送られる攻撃を処理しながら、自分の両替順を組み立てる判断が重要です。身近な硬貨の仕組みを分かりやすいパズルへ置き換え、連鎖の計画性と高速操作を両立した個性的な作品です。
©1997 フェイス
