セガサターン版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’95』チーム戦が進化したシリーズ第2弾

セガサターン版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’95』は、SNKの人気対戦格闘ゲームを家庭用へ移植した作品です。1996年3月28日に発売され、セガサターン用CD-ROMと専用拡張ROMカートリッジを組み合わせる独自の仕様を採用しています。ソフトだけでは起動できないため、現在遊ぶ場合も対応する専用カートリッジが必要です。

本作では『餓狼伝説』や『龍虎の拳』などの登場人物が作品の枠を越えて集結します。前作から続投する草薙京に加え、宿命のライバルとなる八神庵が初登場しました。庵はビリー・カーン、如月影二とライバルチームを結成し、京たちの前に立ちはだかります。物語は謎の主催者から届いた格闘大会への招待状を発端とし、草薙家の因縁やオロチの力へつながる展開が描かれます。

基本ルールは3人で1チームを組む勝ち抜き戦です。倒された選手は退場し、先に相手チームの3人を破った側が勝利します。前作では所属チームが固定されていましたが、本作から好きな選手を組み合わせられるチームエディットが導入されました。作品や所属を越えて自由に編成できるため、技の相性や登場順を考える楽しさが増しています。

操作では弱パンチ、強パンチ、弱キック、強キックの4ボタンを使用します。攻撃を受ける、相手の攻撃を防ぐ、力をためるといった行動でパワーゲージが上昇します。ゲージが最大になると攻撃力が高まり、超必殺技も使用可能です。体力が少ない状態では超必殺技を狙えるため、追い詰められてからの逆転も起こります。回避動作やふっ飛ばし攻撃もあり、間合いの管理が重要です。

セガサターン版は、キャラクターデータの一部を専用拡張ROMから読み出すツイン・アドバンスドROMシステムを採用しています。CD-ROMだけを使う移植作品と比べ、対戦開始までの待ち時間やアニメーションの再現性に配慮された構成です。チームエディットの自由度、八神庵の鮮烈な初登場、3対3ならではの戦略性を家庭で楽しめる1本です。

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