『餓狼伝説 FIRST CONTACT』は、『リアルバウト餓狼伝説2』を基礎にした2D対戦格闘ゲームです。SNKと夢工房が手掛け、1999年5月27日に発売されました。テリー・ボガード、アンディ・ボガード、不知火舞、ギース・ハワードなど、シリーズを代表する人物が登場します。使用可能な人物は対戦専用を含めて13人です。キャラクターは携帯機向けの低い頭身で描かれていますが、構え、必殺技、勝利演出には原作の個性が反映されています。カラー表示によって服装や攻撃効果を見分けやすくなりました。
ネオジオポケットの2ボタンに合わせ、短く押す操作と長く押す操作で攻撃を使い分けます。方向入力とボタンを組み合わせれば、飛び道具や対空技など各人物の必殺技を出せます。ダッシュ、後方への移動、短いジャンプ、ダウンからの復帰も可能です。攻撃だけを続けると反撃を受けるため、相手の間合い外で動きを見て、空振りした隙へ技を当てることが重要です。パワーゲージの状態に応じて強力な技を使えるので、ゲージを攻めに使うか、反撃の機会まで残すかも勝敗を左右します。
1人用では複数の相手を倒しながら先へ進み、人物ごとの戦いを楽しめます。通信ケーブルと本体を2台用意すれば、友人との2人対戦も可能です。アーケード版にあった要素の一部は携帯機向けに整理されていますが、攻撃の強弱、必殺技、ゲージを使った大技という『餓狼伝説』の骨格は維持されています。ほかのネオジオポケット格闘作品より動きが重く感じられる場合は、連打で押し切らず、相手との距離を意識すると戦いやすくなります。原作の人物と技を小さな画面で再現し、短時間の対戦へまとめたシリーズ初のネオジオポケット作品です。
