アーケード版『スペースエコー』は、1980年に大森電気株式会社より発売されたシューティングゲームです。本作は、1970年代末から続く宇宙探索や銀河の戦いをテーマにしたビデオゲーム黄金期の流れの中で登場しました。1980年当時は、音響効果やグラフィックの表現力が向上し始めた時期であり、タイトルに冠された「エコー」という言葉が示す通り、宇宙空間の広がりや神秘性を演出に盛り込んだ一作であったことが推察されます。大森電気による初期シューティング作品群の一つとして、限られたドット数の中で繰り広げられる宇宙の攻防は、当時のプレイヤーに未知の世界への想像力を抱かせました。現在では現存する資料が極めて少なく、初期アーケードゲーム史における希少な一ページとなっています。