セガサターン版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’97』オロチ編が迎える最終決戦

セガサターン版『ザ・キング・オブ・ファイターズ’97』は、SNKの対戦格闘ゲーム『KOF』シリーズ第4作を家庭用へ移植した作品です。1998年3月26日に発売されました。『KOF’95』から続いてきたオロチ編の最終章にあたり、草薙京、八神庵、神楽ちづるとオロチ一族の戦いが決着を迎えます。

新たに七枷社、シェルミー、クリスによるニューフェイスチームが登場します。一見すると大会へ参加した普通のバンド仲間ですが、物語の終盤で重要な正体が明らかになります。ファンの投票を基に結成された’97スペシャルチームには、山崎竜二、ブルー・マリー、ビリー・カーンが選ばれました。草薙京に憧れる矢吹真吾も単独で参戦します。

基本ルールは3人1組の勝ち抜き戦です。好きな3人を選ぶチームエディットにも対応しており、作品内の所属に関係なく編成できます。物語を深く楽しむ場合は、あらかじめ設定された正式なチームで進めることが重要です。チームの組み合わせによって専用の会話やエンディングが発生します。

操作システムはアドヴァンストとエキストラの2種類から選択します。アドヴァンストでは走る動作と前転、後転を使用し、攻撃や防御によってパワーゲージが増加します。ゲージを複数保持できるため、超必殺技へ使うか、MAX状態へ移行するかを選べます。素早く接近して連続攻撃を狙いたい場合に向いています。

エキストラでは短い前方ステップと、その場で攻撃を避ける動作を使用します。ボタンを押し続けてパワーゲージをためることができ、体力が少なくなると超必殺技を繰り返し狙える状態になります。『KOF’94』『KOF’95』に近い操作感を持ち、相手との距離を保ちながら大きな反撃を狙う戦い方に適しています。

物語の終盤では、オロチの血によって暴走した八神庵やレオナ、真の力を解放した社、シェルミー、クリスが立ちはだかります。最後にはオロチが依代を得て復活し、三種の神器を継ぐ者たちとの決戦へ進みます。

セガサターン版を遊ぶには、CD-ROMと拡張RAMカートリッジの両方が必要です。1MBと4MBの拡張RAMに対応し、カートリッジを同梱した商品も発売されました。隠し操作によって、通常とは性能が異なる人物やオロチも対戦で使用できます。物語、チーム編成、2種類の操作システムをまとめて楽しめる作品です。

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