『コイコイ麻雀』は、花札のこいこいと麻雀という2つの定番卓上ゲームを、1本で楽しめる作品です。札を合わせて役を作るこいこいと、牌を組み替えて和了を目指す麻雀では考え方が異なり、その日の気分に応じて遊びを選べます。道具や対戦相手を用意せず、ネオジオポケットを開くだけで1局始められるため、規則を覚えたい人にも、空いた時間に勝負を楽しみたい人にも扱いやすい内容です。
こいこいでは、手札と場札から同じ月の札を合わせて取り、集めた札で役の完成を目指します。役ができた時点で勝負を終えるか、「こいこい」と宣言してより高い得点を狙うかを選べるのが特徴です。続行すれば新たな役を加えられる一方、相手に先に役を作られる危険も高まります。自分に必要な札だけでなく、相手が集めている札を見て、攻め時と引き時を判断することが重要です。
麻雀では牌を1枚引いて1枚捨てる手順を重ね、基本となる4組と1つの対子を整えながら役を作ります。自分の手を早く完成させたい場面でも、相手へ危険な牌を捨てれば一気に勝負が決まることがあります。鳴いて速度を上げるか、手の内を隠したまま高い役を狙うかによっても展開が変化します。残っている牌や相手の捨て牌から可能性を考え、攻めるか守るかを切り替える読み合いが魅力です。限られた画面でも手牌と場の情報を確認しながら、落ち着いて次の1手を選べます。
どちらも運だけでは決まらず、相手の狙いを想像し、損失を抑えながら好機を待つ判断が求められます。役をまだ覚え切れていない段階でも、対局を重ねるほど札や牌の組み合わせが自然に見えるようになります。こいこいの短く大胆な駆け引きと、麻雀の多彩な役や長い展開を続けて遊ぶことで、それぞれの違いも鮮明になります。華やかな演出より対局の手触りを重視した作りで、伝統的なゲームを携帯したい人に適しています。異なる2種類の勝負を交互に味わえ、長く遊び続けられる1本です。
