『それいけ!!花札道場』ネオジオポケット版でこいこいの役作りと地方ルールを楽しむ

『それいけ!!花札道場』は、日本の伝統的な札遊びである花札を携帯機で楽しめるテーブルゲームです。ダイナが1999年12月16日に発売しました。中心となる遊びは「こいこい」で、場札と同じ月の手札を合わせて取り、集めた札で役を作ります。札の配布、山札からの補充、得点計算は自動で行われるため、プレイヤーはどの札を出し、どの役を狙うかという判断へ集中できます。花札を知る人だけでなく、役を覚えながら遊びたい人にも入りやすい構成です。

自分の手番では、手札から1枚を選び、同じ月の札が場にあれば組にして獲得します。その後、山札を1枚めくり、同じ条件で場札を取ります。光札、種札、短冊、かすなどを集め、決められた組み合わせが完成すると役になります。欲しい札だけを見るのではなく、相手が集めている札を確認し、相手の役を完成させる札を場へ出さないことも重要です。自分の得点と相手の狙いを同時に読むことで、単純な絵合わせとは異なる駆け引きが生まれます。

役ができた場面では、得点を確定して勝負を終えるか、「こいこい」を宣言して続行するかを選びます。続ければさらに高い役を狙えますが、その前に相手が役を作ると得点を奪われる危険があります。手札の残りと場札を見て、追加点を期待できる札が多いときは続行し、相手の完成が近いときは確定する判断が基本です。本作では細かなルール設定が可能で、地域によって異なる地方ルールも選べます。

複数の遊び方と設定を用意し、花札の勝負を短時間から楽しめることが本作の特徴です。初心者は役の一覧を確認し、最初は短冊やかすなど枚数を数えやすい役から覚えると進めやすくなります。慣れた後は高得点の札を追うだけでなく、相手に渡したくない札を先に取る防御も意識します。対局を重ねると、場に残った札から次の展開を予想する力も身につきます。札の絵柄を眺めながら、運と読み合いの両方を味わえる花札ゲームです。

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