【動画】NEOGEO『餓狼伝説3』の熱狂が蘇る!90年代の懐かしいCM全4バージョンを完全収録

【動画】NEOGEO『餓狼伝説3』の熱狂が蘇る!90年代の懐かしいCM全4バージョンを完全収録

『【NEOGEO CM】餓狼伝説3(全4バージョン)』は、SNKが手掛けたNEOGEO CD『餓狼伝説3 遥かなる闘い』のテレビコマーシャル全4バージョンをまとめた映像です。1995年春にオンエアされ、テリー編と山崎編が制作されました。撮影はハワイ・オアフ島で行われ、出演はテリー役をTROY BEESON、山崎竜二役をMICHAEL K. HAYASHIDAが担当しています。実写とゲーム映像を融合させた構成は、当時としては斬新であり、視聴者の強い印象に残りました。

CMの特徴と演出

各バージョンには30秒版と15秒版が存在し、それぞれ異なる演出でゲームの魅力を伝えています。映像はクライマックスの一場面を切り取るのではなく、多彩なシーンをつないだ予告編風の仕上がりとなっており、映画のトレーラーのような雰囲気を漂わせているのが特徴です。英語のセリフに日本語字幕をつける演出は、同時期の『龍虎の拳2』のCMと同様の手法が用いられています。

テリー・ボガード編では、荒廃した倉庫のようなロケーションでの実写シーンから始まり、彼がサンドバッグを叩く姿や女性との再会シーンが挿入されます。その後、ゲーム映像に切り替わり、テリーやアンディ、ジョー、舞などおなじみのキャラクターが登場。さらにブルー・マリーやフランコ・バッシュ、ボブ・ウィルソン、そして山崎竜二といった新キャラクターの姿も確認できます。「最強は一人でいい」という力強いナレーションは、シリーズのテーマを象徴する一言であり、プレイヤーの闘志を掻き立てました。

一方、山崎竜二編ではよりダークで不気味な雰囲気が強調され、「奴は誰だ」というキャッチコピーによって山崎の狂気的なキャラクター性と謎めいた存在感が際立っています。全体を通して、サウスタウンに忍び寄る新たな影を想起させる演出は、単なる格闘ゲームの宣伝に留まらず、作品の持つ物語性を凝縮して表現しているのがポイントです。

注目ポイントと意義

これらのCMは、SNKが当時のゲーム宣伝にいかに力を入れていたかを物語る映像資料です。NEOGEO CDのロゴやSNKのブランドロゴが効果的に配置され、ハードとメーカーの存在感を強調しています。短い映像の中にも新バトルシステムやグラフィックの進化が盛り込まれており、1995年4月28日発売予定という告知とともに、当時のファンが新作を待ち望んでいた熱気を伝えています。格闘ゲームファンにとって懐かしいだけでなく、シリーズを知らない世代にも当時の熱狂と革新性を感じさせる内容となっています。

動画情報

上記のポイントに注目して動画をお楽しみください。

この動画の配信元とチャンネル登録のURLは次の通りです。

配信元2021kduckさん
チャンネル登録https://www.youtube.com/@kduck-ge5xu