アーケード版『ストリートファイター2ダッシュ』四天王が選べる進化形格闘ゲーム

ストリートファイター2ダッシュ

1992年にカプコンから発売されたアーケードゲーム『ストリートファイターIIダッシュ』(海外版タイトル:Street Fighter II: Champion Edition)は、対戦型格闘ゲームの歴史に新たな革命をもたらしました。前作『ストリートファイターII』の熱狂的な人気の勢いをそのままに、新たな戦略性とプレイ体験を提供し、多くのプレイヤーを魅了しました。ゲームセンターでは常に人だかりができ、友人同士で対戦を繰り広げる熱気あふれる光景が思い出されます。

開発背景と業界への影響

『ストリートファイターIIダッシュ』の開発背景には、前作の成功だけでなく、非公式な改造版(いわゆる「海賊版」)の流通という課題がありました。これらの改造版ではゲームスピードの高速化やキャラクター性能の調整が加えられており、公式としてこれに対抗する必要がありました。カプコンは公式なバージョンアップ版として『ストリートファイターIIダッシュ』を開発し、プレイヤーの要望に応えつつゲームバランスを整えました。

初期の評価と現在の再評価

『ストリートファイターIIダッシュ』(海外版:Street Fighter II: Champion Edition)は、1992年にカプコンがリリースしたアーケード版対戦型格闘ゲームで、前作『ストリートファイターII』の人気をさらに押し上げる形で登場しました。本作は、前作の改良版として、キャラクターのバランス調整や新たな要素を追加し、当時のゲームセンターで大ヒットを記録しました。その結果、プレイヤーからの高い支持を得て、格闘ゲームというジャンルの地位を確立する重要な作品となりました。

評価の中で、ポジティブな意見は全体の約85%、ネガティブな意見は約15%程度と、圧倒的に好評を得ています。

ポジティブな評価の中で特に注目されるのは、新たにプレイアブルキャラクターとして四天王(バルログ、サガット、ベガ、M.バイソン)が追加された点です。このアップデートにより、プレイヤーはこれまで敵専用だったキャラクターを操作できるという新鮮な体験を楽しむことができました。また、同キャラクター対戦が可能になったことで、リュウ同士の戦いやケン同士の対戦など、戦略の幅が大きく広がりました。さらに、ゲームスピードが適度に調整され、スピーディーかつスリリングな戦いが楽しめる点も評価されています。前作のゲームバランスを崩さずに微調整を加えたことで、競技性の高さが際立つ完成度となり、多くのゲーマーが熱中しました。

一方で、ネガティブな評価として挙げられるのは、四天王の一部キャラクターが他に比べてやや強すぎると感じられる点や、技の性能差によるキャラクター間のバランスが完全には取れていないという指摘です。特にベガやバルログの一部の技が強力すぎると感じるプレイヤーも多く、これにより一部の対戦が単調になりがちとの意見がありました。また、カジュアルプレイヤーにとっては対戦の敷居が高いと感じられる部分もあり、操作方法や技の難易度が一部プレイヤー層にとってハードルとなったようです。評価者は、キャラクター性能のさらなる調整や、初心者向けのガイドやモードを追加することで、より多くのプレイヤーが楽しめるものになると期待しています。

『ストリートファイターIIダッシュ』は、競技性の高い対戦を求めるプレイヤーや、格闘ゲームに情熱を持つ人に特におすすめです。また、シンプルながらも奥深いゲーム性は、純粋に腕前を磨きたいプレイヤーにとって最適な舞台を提供してくれます。加えて、当時のアーケード文化を体験したいレトロゲームファンや、格闘ゲームの歴史を学びたいゲーマーにもぜひ触れてほしい一作です。高い競技性を持ちながらも、ノスタルジックな体験が味わえる点で、多くの世代に愛される理由がうかがえます。

『ストリートファイターIIダッシュ』は、過去の名作でありながら、現在でもそのゲームデザインやシステムが再評価され続ける格闘ゲームの傑作です。興味のある方はぜひプレイしてみてください!

発売当初、『ストリートファイターIIダッシュ』は前作の改良版として高い評価を受け、多くのゲーマーを引きつけました。現在でもその完成度の高さが評価され、レトロゲームとしての地位を確立しています。特に、シンプルながらも奥深いゲームシステムは、現代の複雑なゲームにはない魅力として再認識されています。

ゲームの影響とその遺産

『ストリートファイターIIダッシュ』はその後の対戦型格闘ゲームに大きな影響を与えました。キャラクターバランスの調整やゲームスピードの設定は、本作で導入された要素が標準化され、格闘ゲームジャンル全体に深い足跡を残しました。また、eスポーツの基礎となる対戦文化を築いた点でも重要な作品です。

現代へのリメイク案

もし本作が現代にリメイクされるとしたら、オンライン対戦機能やランキングシステムの導入、グラフィックの高解像度化、新キャラクターや技の追加などが考えられます。ただし、オリジナル版の持つシンプルさとゲームバランスの良さはそのままに、現代の技術で再構築することが求められるでしょう。

まとめ

『ストリートファイターIIダッシュ』は、対戦型格闘ゲームの歴史において重要な位置を占める作品です。その完成度の高さと奥深いゲーム性は、発売から数十年経った現在でも色褪せることなく、多くの人々に愛されています。友人と競い合った熱い日々や新たな戦術を模索する楽しさは、今も鮮明に記憶に残っています。このゲームの普遍的な魅力は、時代を超えて語り継がれることでしょう。

攻略

プレイアブルキャラクター

世界各地から集まった8人と四天王と呼ばれる4人(バイソン、バルログ、サガット、ベガ)の合計12人がプレイアブルキャラクターとして使用できます。プレイヤーは、これらのキャラクターの中から1人を選び、世界中の対戦相手と戦っていきます。

リュウ

リュウは、日本出身の格闘家で、空手をベースとした独自の格闘術を追求しています。彼は「真の格闘家」を目指し、世界各地を旅しながら修行を続けています。リュウのキャラクターデザインは、白い道着に赤い鉢巻、黒帯、赤い篭手が特徴で、素足で戦います。この赤い鉢巻は、親友でありライバルでもあるケンから譲り受けたものです。彼の必殺技には、波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚などがあります。

ステージ解説

リュウのステージはJAPANです。夕焼け空の下に広がる景観は、歴史的な日本建築と戦いの舞台を融合させたデザインが特徴です。中央には松江城が描かれ、瓦屋根の細かい描写や「風林火山」の看板など、和の要素が豊かに盛り込まれています。

基本データ
名前リュウ
生年月日1964年7月21日
身長175cm
体重68kg
3サイズB112/W81/H85
血液型O型
好きなもの武道一般、水ようかん
嫌いなもの蜘蛛
必殺技
背負い投げ← or →+中P or 大P
巴投げ← or →+中K or 大K
波動拳↓↘→+P
昇龍拳→↓↘+P
竜巻旋風脚↓↙←+K
連続技

リュウの基本的な連続技は、ジャンプ攻撃を起点に地上の通常技へつなぎ、最後を必殺技で締める三段構成が核となっています。ジャンプ強パンチをしっかり引きつけて当てた後、着地と同時にフック中パンチを重ね、そこからキャンセル昇龍拳につなぐことで確実なダメージが取れます。空振りを避けるためには着地からの入力精度が重要で、攻撃の間合い管理も欠かせません。また、ジャンプ攻撃から直接昇龍拳へとつなぐシンプルな二段構成も存在し、こちらは素早くダメージを稼ぎたい場面で効果的です。相手キャラクターごとに有効な連携が若干異なるものの、リュウの連続技の基本は「確実に当てるジャンプ攻撃」「素早い地上技キャンセル」「昇龍拳での締め」に集約されます。

コンボ数技のつながり
2ジャンプ強P → 昇龍拳
2ジャンプ強K → 昇龍拳
3ジャンプ強P → フック中P → 昇龍拳
3ジャンプ強K → 立ち強P → 昇龍拳
3ジャンプ強P → フック中P → 波動拳
対戦プレイ時の心得

リュウは、飛び道具の「波動拳」、対空技の「昇龍拳」、突進技の「竜巻旋風脚」を持つバランスの良いキャラクターです。波動拳で中距離から相手を牽制し、昇龍拳で飛び込みを迎撃。竜巻旋風脚は間合い詰めやコンボに活用できます。通常技を含めた間合い管理も重要です。

ケン

ケン・マスターズは、アメリカ出身の格闘家で、リュウの親友かつライバルです。幼少期にリュウと共に修行を積み、独自のスタイルを確立しました。赤い道着とブロンドの髪が特徴で、恋人イライザとの物語も描かれます。必殺技はリュウと似ていますが、より攻撃的です。

基本データ
名前ケン・マスターズ
生年月日1965年2月14日
身長176cm
体重76kg
3サイズB114/W82/H86
血液型B型
好きなものスケートボード、スパゲティ
嫌いなもの梅干
必殺技
背負い投げ← or →+中P or 大P
地獄車← or →+中K or 大K
波動拳↓↘→+P
昇龍拳→↓↘+P
竜巻旋風脚↓↙←+K
連続技

ケンの連続技は、リュウと同様にジャンプ攻撃から始まり、地上の通常技を挟んで必殺技で締める三段構成が中心となっています。特徴的なのは昇龍拳の判定と威力で、連続技に組み込むことで大きなダメージを狙える点です。ジャンプ大パンチをしっかりと引きつけて当てた後、着地してフックのアッパー(中パンチ)を入力し、そのまま小昇龍拳につなげる形が基本です。さらに大昇龍拳を利用した派生も存在し、ジャンプ攻撃から地上で大パンチを決め、そのままキャンセルで大昇龍拳を出すことで一撃必殺級のインパクトを与えることができます。入力の正確さとタイミングが要求されるものの、成功すれば相手の体力を大きく削れる強力な連続技です。

コンボ数技のつながり
2ジャンプ大P → 昇龍拳
3ジャンプ大P → アッパー(中P) → 小昇龍拳
3ジャンプ大P → 立ち大P → 大昇龍拳
対戦プレイ時の心得

ケンは攻撃的な戦術に向いており、昇龍拳の威力が高め。通常技と必殺技を組み合わせ、相手にプレッシャーをかけるのが効果的です。

エドモンド本田

日本の大関力士であり、相撲を世界に広めるために戦うキャラクター。銭湯ステージと「百裂張り手」が有名。

基本データ
名前エドモンド本田
生年月日1960年11月3日
身長185cm(まげ含む)
体重137kg
3サイズB212/W180/H210
血液型A型
好きなもの風呂、ちゃんこ鍋、ティラミス
嫌いなもの優柔不断
必殺技
俵投げ← or →+中P
さば折り← or →+大P
折檻蹴り← or →+大K
ひざ蹴り← or →+中K
百裂張り手P連打
スーパー頭突き←(溜め)→+P
連続技

E・本田の連続技は、その巨体と相撲技を活かした豪快さが特徴です。ジャンプ攻撃からの地上通常技、さらに投げや必殺技へとつなぐ流れが中心となり、一撃ごとの威力が大きいため少ない手数でも十分な破壊力を誇ります。特にジャンプ大パンチからの立ち大キックを経由しての張り手や投げは高いダメージを期待でき、相手にプレッシャーをかけながら試合を優位に進めることができます。また、四股蹴りを組み込んだ三段攻撃や、スモウプレスからのめくり攻撃など、相撲取りらしい独特の攻め手も揃っており、防御側にとっては非常に対処が難しい連続技となっています。入力自体は比較的シンプルですが、ジャンプ攻撃の当て方や投げへ移行するタイミングが重要で、相手のガードや動きを読んで的確に仕掛けることが実戦では欠かせません。

コンボ数技のつながり
2ジャンプ大P → 投げ(大銀杏投げなど)
3ジャンプ大P → 立ち大K → 張り手
3ジャンプ大P → 四股蹴り → 張り手
3めくりジャンプ攻撃 → スモウプレス → 投げ
対戦プレイ時の心得

近距離で強いキャラクター。百裂張り手での圧力や、スーパー頭突きの奇襲を活用。防御力と間合い管理が鍵。

春麗

春麗は、中国出身の女性格闘家で、インターポール(ICPO)の捜査官として犯罪組織「シャドルー」を追っています。彼女の父親はシャドルーに拉致されており、春麗は父の行方を追うために戦いに身を投じています。鍛え上げられた脚力を活かした中国拳法を得意とし、特に「百裂脚」や「スピニングバードキック」といった技を駆使します。

ステージ解説

春麗のステージは中国の下町。屋台や鶏小屋、洗濯中の女性などが描かれ、庶民的な雰囲気と生活感にあふれた背景です。石畳の地面も地域性を強調しています。

基本データ
名前春麗
生年月日1968年3月1日
身長170cm
体重秘密
3サイズB88 W58 H90
血液型A型
好きなものクレープフルーツ類
嫌いなものベガ、犯罪、はっきりしない人
必殺技
虎襲倒← or →+中P or 大P
龍星落(空中で)↑以外+中P or 大P
鷹爪脚(空中で)↙ or ↓ or ↘+中K
百裂脚K連打
スピニングバードキック↓(溜め)↑+K
連続技

春麗の連続技は、その素早い通常技を活かした組み合わせが中心となります。特にジャンプ攻撃を起点に地上技へとつなぐ流れは安定しており、相手に大きなプレッシャーを与えられます。ジャンプ大パンチから立ち中パンチ、そこから百裂脚へと連携する三段攻撃は高い安定性を誇り、確実なダメージを与えられる定番の形です。また、ジャンプ大パンチから地上での立ち中パンチを経て素早く投げへとつなぐ連係は、防御を固める相手にも有効で、崩しの選択肢として大きな役割を果たします。春麗の連続技は火力だけでなく、スピードと多彩な選択肢によって相手を翻弄することに特化しており、操作精度と駆け引きが試される構成となっています。

コンボ数技のつながり
2ジャンプ大P → 投げ
3ジャンプ大P → 立ち中P → 百裂脚
3ジャンプ大P → 立ち中P → 投げ
対戦プレイ時の心得

春麗は高い機動力と多彩な技を持つキャラクターです。リーチの長い通常技で中距離を牽制し、素早い移動と百裂脚などのラッシュで攻め込むスタイルが有効です。スピニングバードキックは奇襲にも連続技にも応用できます。

ブランカ

ブランカは、幼少期に飛行機事故でアマゾンの奥地に取り残され、野生の中で育った男性です。緑色の肌とオレンジ色の髪、鋭い牙や爪を持ち、放電能力を活かした格闘スタイルが特徴です。母親とは長年離れ離れでしたが、後に再会を果たします。

ステージ解説

ステージはブラジルの熱帯村。木造小屋や村人、吊るされた魚、ジャングルの動植物など、自然と人間の暮らしが融合した背景が魅力。

基本データ
名前ジミー
生年月日1966年2月12日
身長192cm
体重98kg
3サイズB198 W120 H172
血液型B型
好きなものサマンサ(母親)、ピラルク
嫌いなもの軍隊アリ
必殺技
ワイルドファング← or →+大P
ロッククラッシュ← or →+中P
エレクトリックサンダーP連打
ローリングアタック←(溜め)→+P
連続技

ブランカの連続技は素早い移動と独特の必殺技を組み合わせて一気に攻め込む形が中心となります。ジャンプ大パンチをきっかけに、地上での中パンチにつなぎ、そのままローリングアタックで締める三段構成はシンプルながら威力が高く、ほとんどの相手に通用する安定したコンボです。さらに、ローリングを仕込んでおきながら中パンチを出し、そこからローリングを連続で重ねる派生も存在し、相手にガード方向の迷いを与えることができます。加えて、電撃を組み込んだ連続攻撃も有効で、密着状態からの中パンチやローリングに電撃を合わせることで、相手に高いプレッシャーを与えることが可能です。これらのコンボは一つ一つの動作が単純でありながら、タイミングを外すと反撃を受けやすいため、操作精度とリズム感が求められる点がブランカらしい特徴となっています。

コンボ数技のつながり
2ジャンプ大P → 電撃
3ジャンプ大P → 立ち中P → ローリングアタック
3めくりジャンプ大P → 中P → 電撃
3中P → ローリングアタック → 電撃
対戦プレイ時の心得

ブランカは素早いジャンプとトリッキーな攻撃で相手を翻弄するキャラ。ローリングアタックでの奇襲、エレクトリックサンダーによる対空、通常技での牽制が鍵。

ザンギエフ

ザンギエフは、ロシア出身のプロレスラーで、全身の傷跡とモヒカン頭が特徴的。高い体力と強力な投げ技を持ち、祖国への愛国心から戦いに身を投じています。

ステージ解説

舞台はソ連の工場内部。鉄柵や重機、工員たちの姿が背景にあり、工業国家らしい無骨な空間が広がる。

基本データ
名前ザンギエフ
生年月日1956年6月1日
身長211cm
体重181kg
3サイズB163 W128 H150
血液型A型
好きなものレスリング、コサックダンス
嫌いなもの飛び道具
必殺技
スクリューパイルドライバー投げ間合いでレバー1回転+P
ダブルラリアットPPP
パイルドライバー← or →+中P
ジャーマンスープレックス← or →+中K
連続技

ザンギエフの連続技は、一撃の威力と投げの破壊力を最大限に活かした豪快な構成が中心です。特にめくりジャンプ攻撃を起点にして地上技を重ね、そのままスクリューパイルドライバーへとつなぐ流れは代名詞とも言える必勝パターンです。ジャンプ大パンチをしっかりと引きつけて当て、しゃがみ中パンチで相手を固めてからラリアットへとつなぐ三段攻撃は、攻めの突破口として非常に有効です。また、めくりボディプレスから立ち中パンチを経てスクリューに移行する構成は、防御を崩すための強力な選択肢であり、相手にとっては逃げ場のない脅威となります。ザンギエフのコンボはどれもシンプルながら確定すれば試合を決定づける力を持ち、精密な間合い管理とタイミングが求められるのが特徴です。

コンボ数技のつながり
2めくりジャンプ大P → スクリューパイルドライバー
3ジャンプ大P → しゃがみ中P → ラリアット
3めくりボディプレス → 立ち中P → スクリューパイルドライバー
対戦プレイ時の心得

投げ技主体の近距離戦に持ち込むのが必須。飛び道具持ちには慎重に間合いを詰め、スクリューパイルドライバーを狙う。

ガイル

アメリカ空軍所属の軍人で、親友ナッシュの仇討ちのためにシャドルーと戦っています。家庭を大切にしつつ、任務にも忠実なキャラクターです。

ステージ解説

ガイルのステージはアメリカ空軍基地。F-16戦闘機と整備士たちが描かれ、軍事的な雰囲気が漂います。

基本データ
名前ガイル
生年月日1960年12月23日
身長182cm
体重86kg
3サイズB125/W83/H89
血液型O型
好きなものアメリカンコーヒー
嫌いなもの納豆
必殺技
ソニックブーム←(溜め)→+P
サマーソルトキック↓(溜め)↑+K
ドラゴンスープレックス← or →+大P
連続技

ガイルの連続技は、ジャンプ攻撃から地上技を経由し、必殺技へとつなぐ構成が中心で、特にソニックブームやサマーソルトキックを絡めた連携が強力です。ジャンプ大パンチからしゃがみ中パンチ、そしてサマーソルトにつなぐ三段攻撃はシンプルでありながら安定して決まる基本形です。また、ジャンプ大パンチから立ちアッパー、ソニックブーム、さらに追撃のサマーソルトを決める四段構成は、ガイルを象徴する破壊力抜群の連続技として知られています。これらのコンボは溜め時間や入力の正確さが求められるため、操作のリズムをしっかり把握することが成功の鍵となります。ガイルの持ち味である堅実な守りと爆発的な攻撃力を両立させる上で、これらの連続技は実戦でも大きな武器になります。

コンボ数技のつながり
3ジャンプ大P → しゃがみ中P → サマーソルトキック
4ジャンプ大P → 立ちアッパー → ソニックブーム → 大P
対戦プレイ時の心得

ガイルはソニックブームによる牽制と、サマーソルトキックでの対空防御が強力な待ち戦法型キャラ。タイミングと溜め管理が勝敗を分ける。

ダルシム

インド出身のヨガ修行僧。火を吹いたり、手足を伸ばすなどの異能を持ち、村の人々のために戦う平和的なキャラクターです。

ステージ解説

インドの寺院を舞台としたステージ。ガネーシャの壁画や象、ヒンドゥー文化を反映した装飾が施されています。

基本データ
名前ダルシム
生年月日1952年11月22日
身長176cm
体重48kg
3サイズB107/W46/H65
血液型O型
好きなものカレー、瞑想
嫌いなもの甘いもの
必殺技
ヨガファイア↓↘→+P
ヨガフレイム←↙↓↘→+P
ドリル頭突きジャンプ中に大P
連続技

ダルシムの連続技は、リーチの長さを活かしながら相手を固め、独特の頭突きやフレイムを組み合わせることでダメージと状況有利を両立させるのが特徴です。特に立ち大頭突きは相手をピヨらせやすく、そこからめくりジャンプ攻撃や投げにつなぐことで大きなリターンを得られます。また、起き上がりに合わせたフレイム攻撃から投げへと連係する形も有効で、相手のガードを揺さぶりながら攻めを継続できるのが強みです。ダルシムのコンボは他キャラと比べて連打による火力は低めですが、的確な間合い管理と崩しの組み合わせによって安定した勝ち筋を作ることができます。

コンボ数技のつながり
2立ち大頭突き → 投げ
3めくりジャンプ攻撃 → 立ち大頭突き → 投げ
3フレイム → 小スラ → 投げ
対戦プレイ時の心得

長いリーチの通常技で相手を寄せ付けず、ヨガファイアで牽制。接近戦は不利なため距離を保つことが勝利の鍵。

M.バイソン

元ボクサーで、強さと金を追い求める粗暴なファイター。シャドルー幹部の一人として登場し、突進技で相手を圧倒します。

ステージ解説

ステージはラスベガスのカジノ前。ネオンや派手な衣装の観客、クラシックカーが描かれ、華やかな雰囲気。

基本データ
名前マイク・バイソン
生年月日1968年9月4日
身長198cm
体重102kg
3サイズB120/W89/H100
血液型A型
好きなもの女、バーボン
嫌いなもの魚、算数、努力
必殺技
ダッシュストレート←(溜め)→+P
ダッシュアッパー←(溜め)→+K
ターンパンチPPP or KKK(溜め)て離す
連続技

バイソンの連続技は、強力なパンチを軸に地上から空中、さらには必殺技キャンセルまで絡めることで爆発的なダメージを狙えるのが特徴です。特にジャンプ大パンチからしゃがみ小パンチ、立ち小キックを経てダッシュストレートにつなぐ四段攻撃は基本にして最重要の連携であり、攻めの起点として実戦で頻繁に用いられます。また、ヘッドバットから立ち大パンチにつなぎ、そこからキャンセルでダッシュアッパーに派生させる構成も存在し、相手の意表を突く強力な変化技となります。バイソンは素早い連打から大きな一撃へと持ち込むことができるため、相手に一度近づけば一気に試合を決定づけられるポテンシャルを持っています。

コンボ数技のつながり
2ヘッドバット → 立ち大P
3ヘッドバット → 立ち大P → ダッシュアッパー
4ジャンプ大P → しゃがみ小P → 立ち小K → ダッシュストレート
対戦プレイ時の心得

突進系技で相手の隙を突く戦法が得意。間合い管理と溜め時間の意識で、強力なラッシュを仕掛けられる。

バルログ

スペイン出身のナルシスト格闘家。仮面と鉤爪を装備し、美を追求する狂気的な戦士。シャドルー幹部として登場します。

ステージ解説

スペインのフラメンコ酒場。観客やギタリスト、ダンサーが背景を彩り、情熱的な空気を醸し出す。

基本データ
名前バルログ
生年月日1967年1月27日
身長186cm
体重72kg
3サイズB121/W73/H83
血液型O型
好きなもの美しいもの、自分自身
嫌いなもの醜いもの
必殺技
ローリングクリスタルフラッシュ←(溜め)→+P
フライングバルセロナアタック↓(溜め)↑+K→P
イズナドロップジャンプ中に投げ間合いで+P
連続技

バルログの連続技は、その素早い通常技と独特のローリングアタックを絡めた構成が特徴です。ジャンプ攻撃からしゃがみ中キック、さらにしゃがみ中パンチへとつなぐ三段攻撃は基本的でありながら確実にダメージを与えられる安定した連携です。また、バルログ特有の「大コロ6段攻撃」と呼ばれる連係は、しゃがみ小パンチを起点に大ローリングクリスタルフラッシュ、しゃがみ中パンチで成立します。これにより一気に体力を奪い取れるため、決まれば試合の流れを大きく引き寄せることが可能です。どちらの連続技も精度の高い入力とリズムが求められ、攻めを継続するバルログらしいスタイルを体現しています。

コンボ数技のつながり
3ジャンプ大K → しゃがみ中K → しゃがみ中P
6しゃがみ小P → 大ローリングクリスタルフラッシュ→しゃがみ中パンチ

バルログの連続技は機動力と素早い通常技を最大限に活かす形で組み立てられており、相手に隙を与えず一気に畳みかける戦術が可能です。特に大コロ連携は相手に防御の猶予を与えない凶悪な一手となります。

対戦プレイ時の心得

高速移動と空中戦が得意。壁登りからの奇襲や、リーチの長い爪で相手を翻弄しよう。

サガット

タイ出身のムエタイ王者で、リュウとの戦いで敗北した過去を持つ。巨大な体格と圧倒的なリーチを活かした戦法が持ち味。

ステージ解説

ステージはタイの寺院前。横たわる涅槃仏や仏塔が描かれ、荘厳な雰囲気が漂います。

基本データ
名前サガット
生年月日1955年7月2日
身長226cm
体重78kg
3サイズB130 / W86 / H95
血液型B型
好きなもの強い対戦相手
嫌いなもの昇龍拳
必殺技
タイガーショット↓↘→+P
グランドタイガーショット↓↘→+K
タイガーアッパーカット→↓↘+P
連続技

サガットの連続技は、ジャンプ攻撃から地上技を経由して必殺技につなぐ王道の流れを持ちながら、一撃ごとの威力が大きく、決まれば一気に流れをつかめる点が魅力です。特にジャンプ大キックから立ち小キック、そこからタイガーアッパーカットへとつなぐ三段構成は安定性と威力を兼ね備えた基本の連携です。また、ジャンプ大キックを起点にしゃがみ小キックを連続で重ね、最後にタイガークラッシュを決める四段攻撃は見た目にも派手で、相手に大きなダメージを与えられる強力なコンボです。いずれも入力の精度が重要であり、ジャンプ攻撃の深め当てや、必殺技へキャンセルするタイミングをしっかり押さえる必要があります。サガットらしい豪快な蹴りと高火力の必殺技を組み合わせたこれらの連続技は、相手に強烈なプレッシャーを与える有効な選択肢となります。

コンボ数技のつながり
3ジャンプ大K → 立ち小K → タイガーアッパーカット
4ジャンプ大K → しゃがみ小K → しゃがみ小K → タイガークラッシュ
対戦プレイ時の心得

飛び道具と対空技を使い分けて距離戦に強い。体が大きい分、隙を見せない立ち回りが重要。

ベガ

シャドルーの総帥で、サイコパワーを操る最終ボスキャラ。世界征服を狙う野心家で、神秘的な力と高い格闘能力を兼ね備えています。

ステージ解説

タイの寺院前。巨大な鐘と祈る僧侶、仏塔や守護像など、荘厳かつ静謐な空間が広がります。

基本データ
名前ベガ
生年月日XXXX年4月17日
身長182cm
体重80kg
3サイズB129/W85/H91
血液型A型
好きなもの世界征服
嫌いなもの弱いもの、無能な部下
必殺技
サイコクラッシャーアタック←(溜め)→+P
ダブルニープレス←(溜め)→+K
ヘッドプレス↓(溜め)↑+K
サマーソルトスカルダイバー(ヘッドプレス後)P
連続技

ベガの連続技は、ジャンプ攻撃から地上の通常技へとつなぐオーソドックスな構成が中心ですが、一撃の威力が高く決まれば相手に甚大なダメージを与えることができます。基本となる三段攻撃は、ジャンプ大パンチから立ち中パンチ、立ち中キックへとつなぐ流れで、シンプルながら安定して決まる定番コンボです。さらに応用として、正面からの多段連携も存在し、ボタン連打によるパンチやキックの連係を重ねることで六段攻撃にまで発展させることが可能です。入力精度とリズムを要求されるものの、決まれば相手に大きなプレッシャーを与えられる強力な連続技となります。

コンボ数技のつながり
3ジャンプ大P → 立ち中P→立ち中K
6大P → しゃがみ小P → しゃがみ小P → 小ダブルニープレス → 立ち中K
対戦プレイ時の心得

高い機動力と一撃の破壊力を持ち、奇襲と連続攻撃が強力。操作に慣れれば非常に強力なキャラ。

データ

『ストリートファイターIIダッシュ』の基本情報は以下の通りです。

発売年1992
メーカーカプコン
開発会社カプコン
プラットフォームアーケード
ジャンル対戦格闘
プロデューサー岡本吉起
ディレクター西谷亮
作曲者不明
キャラクターデザイン不明
販売本数不明