1987年に登場したセタのアーケードゲーム『特殊部隊U.A.G.』は、武装バイクで敵基地へ進む縦スクロールシューティングです。機銃と援護爆撃を使い分け、市街地から砂漠、ジャングルを抜けて敵基地を目指します。
特徴的なのは、バイクの左右に取り付けるサイドカーです。射程や弾の飛ぶ方向が異なり、装備によって攻撃を届かせやすい位置も変わります。建物の破壊がアイテムの発見につながるため、敵への攻撃と装備の補充が結び付いています。
残り機数の見方にも注意が必要です。画面下のバイクマーク横の数字は、操作中のバイクを除いた予備機数で、増機には上限があります。7UPも常に7機増えるわけではなく、取る前の予備機数によって実際の増加量が変わります。
ここでは画面と操作、武装、全4ラウンドの構成を紹介します。さらに、得点による増機や7UPの出現条件を整理し、プレイ中に何を見て判断するかを説明します。
画面の見方
画面上部の左側に1UP、右側に2UPの得点が表示されます。操作する人物は1Pが青い服、2Pが黄色い服です。2人同時プレイに対応し、途中から参加することもできます。
画面下部には、バイクのマークと爆弾のマークがあります。バイク側の数字は予備機数、爆弾側の数字は援護爆撃の残り回数です。それぞれのプレイヤーが別々に持っています。
予備機数が0でも、操作中のバイクが残っていればプレイは続きます。画面下の数字には、今動かしている1機が含まれないためです。
操作方法
操作は8方向レバーと2個のボタンを使います。次の表の左右は、当時の操作パネルでの配置です。
| 操作 | 内容 | 攻略での使い方 |
|---|---|---|
| 8方向レバー | バイクを移動 | 標的と弾の飛ぶ方向を合わせる |
| 左ボタン | 機銃を発射 | 敵や破壊できる建物を攻撃する |
| 右ボタン | 援護爆撃を発動 | 残り回数を消費して攻撃する |
援護爆撃は、発動すると残り回数が1減ります。残り0回では使えず、前の爆撃が作動している間も新たな爆撃は発動できません。
サイドカーと補給
サイドカーはバイクの左右に装着する武装です。射程の長いものや横方向へ撃つものがあり、左右両方に装備できます。武装にはチェーン砲、カノン砲、ガンランチャーがあります。
アイテムには最初から置かれているものと、建物などを破壊すると現れるものがあります。装備の補充では、敵だけでなく破壊できる建物も関わってきます。
爆弾マークのボンバーは、援護爆撃を1回分補充するアイテムです。最大9回まで持てますが、すでに9回分あると拾えません。その場で触れても取得されず、アイテムが残ります。
敵の特徴
道中には歩兵や小型戦車、円形の砲台、小型ヘリなどが登場します。巨大な3砲身戦車や双ローターの大型航空機、ミサイル車両も姿を見せます。
大型の敵は、弱点の位置や破壊に必要な命中数がそれぞれ異なります。複数の弱点を決められた順番で攻撃するものもあり、同じ箇所に撃ち込み続けるだけでは倒せない敵もいます。
四つのラウンド
ラウンドは、市街地、砂漠、ジャングル、敵基地の順に進みます。建物や舗装路のある市街地から砂地へ移り、森林を抜けて最後の基地に到達する構成です。
最終目標は、敵基地にある核要塞の破壊です。これを破壊するとゲームが終了します。
スコア仕様
ボンバー、1UP、7UPは、取得するとそれぞれ500点が加算されます。ただし、上限のため拾えない場合には得点も入りません。
| アイテム | 取得得点 | 上限に達している場合 |
|---|---|---|
| ボンバー | 500点 | 爆撃9回では拾えず、加点なし |
| 1UP | 500点 | 予備9機では拾えず、加点なし |
| 7UP | 500点 | 予備9機でも拾え、加点あり |
7UPは、機数が増えない状態でも得点になる点が特徴です。1UPと7UPでは、予備機が上限に達したときの扱いが異なります。
残機とエクステンド
開始時の機数は設定により1・2・3・5機となり、最初に操作する1機も含まれます。3機設定なら、出撃後は操作中1機と予備2機です。
操作中のバイクを失っても、予備があれば1機を使って再出撃します。操作中のバイクも予備機もなくなると全滅です。2人プレイでは、両プレイヤーの残存状況によって終了が決まります。
得点による増機をエクステンドと呼びます。条件は設定によって異なり、次の得点に達するたびに予備機が1機増えます。
| 設定 | 増機する得点 |
|---|---|
| 初回5万点のみ | 50,000点 |
| 初回10万点のみ | 100,000点 |
| 初回5万点、以後15万点ごと | 50,000→200,000→350,000→500,000点… |
| 初回7万点、以後20万点ごと | 70,000→270,000→470,000→670,000点… |
予備機の上限は9機です。上限のまま条件得点に達しても機数は増えず、その回の権利は持ち越されません。後で予備機が減っても、さかのぼって補充されることはありません。
1UPを拾うと予備機が1機増えます。予備9機では拾えず、その時点ではアイテムが残ります。
7UPの出現条件
777,000〜777,990点は、7UPの出現を狙える得点帯です。この範囲にいるときに、援護爆撃を発動することが条件になります。777,700点ちょうどに合わせる必要はありません。
判定に使われるのは、爆撃の発動が受け付けられた時点の得点です。爆撃で敵を倒し、その加点で777,700点を通過することが条件ではありません。
爆撃の残り回数があり、前の爆撃が終わっていることも必要です。ただし、ほかのアイテムが残っている状況では、得点と爆撃の条件を満たしても出現しないことがあります。
7UPを拾うと予備機が7機増えますが、上限は9機です。予備1機なら8機、2機なら9機となり、予備8機からでは1機しか増えません。操作中のバイクを含めた合計ではなく、予備機数で考える必要があります。
攻略の流れ
開始直後は、予備機数と爆撃回数を区別して把握します。バイクマーク横の数字を総機数として数えると、再出撃できる回数を取り違えます。得点による増機も、遊んでいる設定に合わせて見込む必要があります。
道中では、破壊できる建物にも機銃を向け、装備を補充する機会を探します。サイドカーを取った後は、弾が前方と側方のどちらへ飛ぶかに注目しましょう。狙う敵と射出方向が合う位置へ動かすことが、装備を生かす基本です。
大型敵に対しては、弱点となる部位を意識して攻撃します。複数の部位を持つ敵では、一点への撃ち込みに固執せず、攻撃する箇所と順番を見極める必要があります。
7UPを狙う場面では、まず発動前の得点を見ます。対象の得点帯に入ったら、爆撃の残り回数と前の爆撃の終了を確かめて使いましょう。爆撃の加点で対象の得点帯に届かせる考え方では、発動時の条件とずれてしまいます。
7UPによる増機を見込む際は、現在の予備機数も確認します。予備が3機以上あると、7UPで増える機数は7機未満になります。取得後の上限を踏まえて、残せる機数を数えることが大切です。
攻略まとめ
機銃、サイドカー、援護爆撃は、それぞれの性質に合わせて使うことが基本です。建物からの補給も視野に入れ、装備の射出方向と狙う標的を合わせます。大型敵では弱点の位置や攻撃順序に目を向けましょう。
機数の管理では、バイクマーク横の数字が予備機数であることが出発点になります。7UPを狙う場合も、発動前の得点と爆撃の使用条件を押さえ、予備9機という上限を踏まえて増加量を考えることが大切です。
©1987 Seta Corporation

