PCゲーム版『夢の精』は、1996年1月26日にアダルトゲームブランド「13cm(ジュウサンセンチ)」より発売されたパソコン用ソフトウェアです。本作は、複数のクリエイターがそれぞれ異なるパートを受け持つオムニバス形式を採用しており、ジャンルはアドベンチャー、RPG、ノベルが融合した構成となっています。収録されているのは、二股の露見から始まる騒動を描いた『ONE』、アイドル楽屋での出来事を綴る『ミンキーキャット』、そして誘拐された令嬢を救出するRPG風の『ミッションエイジ』という、設定もシステムも全く異なる3つのストーリーです。開発には、きゃろらいん=ようこ氏やあんみつ草氏、QKAT氏といった複数の原画家のほか、シナリオ担当としてもうめ☆cyan氏やTAMAMI氏が名を連ねており、同ブランドの他作品である『ソーサルキングダム』のスタッフも深く関わっています。各エピソードが非常に短編であることや、選択肢の有無、RPG的な戦闘要素など、パートごとに操作体系やプレイ体験が激変する実験的な作風が特徴です。当時の標準価格は7,800円で販売されました。
